■ 研究業績賞受賞一覧

研究業績賞は、原則として、土木学会誌、土木学会論文集、その他土木学会の刊行物に発表した研究、計画、設計、施工、考案などに関する一連の論文等の業績により、土木工学における学術・技術の進歩、体系化に顕著な貢献をなしたと認められる個人に授与されます。
 

平成21年

2方向地震動を受ける鋼製橋脚の耐震性能と限界状態に関する研究
後藤 芳顯 (ごとう よしあき) 名古屋工業大学
沿岸防災施設への性能設計の適用
高橋 重雄 (たかはし しげお) 独港湾空港技術研究所
液状化による多様な土の残留変形特性に関する研究
風間 基樹 (かざま もとき) 東北大学

平成22年

アセットマネジメントの合理化と高度化のための解析的方法論の開発
小林潔司 (こばやし きよし) 京都大学
マルチスケールモデルに基づくセメント系複合材料と巨視的構造応答の統合解析システム
前川宏一 (まえかわ こういち) 東京大学
 

平成23年

山岳トンネルをはじめとする臨床的土木工学技術の進展のための研究
中川浩二 (なかがわ こうじ)
水環境における新規汚染物質の存在実態、影響評価、削減対策に関する研究
田中宏明 (たなか ひろあき)
 

平成24年

洪水流と土砂移動を一体的に捉えた高精度でかつ実用的な解析法の開発と河道設計・管理への適用
福岡捷二 (ふくおか しょうじ) 中央大学研究開発機構
積雪寒冷地にある地盤材料の力学挙動とその工学的利用・評価に関する研究
三浦清一 (みうら せいいち) 北海道大学名誉教授
 

平成25年

鉄筋コンクリート構造のせん断問題に関する総合的研究
二羽淳一郎 (にわ じゅんいちろう) 東京工業大学大学院理工学研究科
 

平成26年

水中の病原微生物のリスク評価とその管理に関する研究
大村達夫
 

平成27年

弾塑性論の新体系−下負荷面モデル−の創出
橋口公一  九州大学名誉教授

平成28年

応募なし

平成29年

都市トンネルの設計法・施工法の体系化研究にもとづく都市部大深度地下空間利用技術の社会実装
小泉 淳
微生物を活用した低コスト・創エネルギー型廃水処理システムの開発
山口 隆司
土木とシティズンシップの学校教育に資する交通・防災・まちづくり・くにづくりの実践研究
藤井 聡

平成30年

鋼T断面橋梁主桁・横桁交差部の疲労強度評価法の構築と補修方法の確立
森 猛
最新型気象レーダーの高度利用研究と土木工学・気象学の融合
中北 英一
体系的な地盤構造物信頼性解析法の開発と設計の観点からみた地盤工学の課題提起
本城 勇介
 

令和元年

明治期・官庁集中計画の経緯と計画思想に関する研究
清水 英範
路面プロファイルの多面的評価と特徴抽出
川村 彰
 

令和2年

我が国の公共調達制度に関する実証的研究と土木学会初の契約約款作成への貢献
小澤 一雅
市街地土壌を中心とした生活環境からの有害物質曝露リスク評価手法に関する研究
米田 稔
社会基盤計画に携わる若手人材のための主体的な学びの教育方法
岩倉 成志
 

令和3年

都市の統合地震シミュレーションの開発に関する一連の研究
堀 宗朗
降雨流出予測手法の高度化と地球環境変化に伴う洪水予測に関する研究
立川 康人
地盤と構造物の静的・動的相互作用の解明と設計法への適用に関する研究
木村 亮

令和4年

近世都市における都市設計論理と水辺空間の変遷に関する研究
阿部 貴弘
コンクリート中の空間サイズと物質移動/流動特性の相関に関する包括的研究
岸 利治