東京理科大学 理工学部土木工学科 教授 二瓶 泰雄氏
開催日:平成28年8月5日(金)
2015年9月10日、台風18号による集中豪雨で鬼怒川の堤防が破堤しました。その破堤幅は、約200mにも及び、被災の中心となった茨城県常総市では、市内の約1/3の面積に相当する約40km2が浸水するという甚大な被害を受けました。この時、鬼怒川の上流域では、短時間で観測史上最大の累加雨量600mmを記録しており、まさにあっという間の事態であったと考えられます。
我が国では毎年のように、地震・台風・火山噴火等による自然災害が発生しています。この災害脆弱国土を克服すべく、ハード・ソフト両面からの対策が鋭意実行されていますが、近年では【MEGA DISASTER】という言葉で表されるように、その自然災害の規模が巨大化しています。我々、土木技術者は、社会に対する使命として、今後もこれらに立ち向かっていかなければなりません。
そこで今回は、6月3日及び7月11日に開催の「鬼怒川堤防決壊!シリーズ」最終回として、2015年関東・東北豪雨災害 土木学会・地盤工学会合同調査団関東グループ幹事長を務められた東京理科大学 理工学部土木工学科教授の二瓶泰雄氏を講師にお迎えし、「鬼怒川堤防決壊!(その3)土木学会 災害調査報告」と題して、水工水理学の研究者及び土木学会災害調査団としてのお立場から、今回災害の発生要因や今後に生かすべき教訓等について、ご講演いただきます。
お近くの方々にお声かけの上、奮ってご参加ください。
記
1.主催 | 土木学会関東支部(交流部会) |
2.開催日時 | 平成28年8月5日(金) 18:00~20:00 |
3.場所 | 土木学会A・B会議室(東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内) http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml |
4.講師 | 東京理科大学 理工学部土木工学科 教授 二瓶 泰雄氏 |
5.テーマ | 「鬼怒川堤防決壊!(その3)土木学会 災害調査報告」 |
6.定員 | 40名程度(先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。) |
7.参加費 | 1,000円(当日徴収いたします。また、軽いお食事をご用意いたします。) |
8.申込方法 | 参加ご希望の方は、氏名、年齢、勤務先または学校名・連絡先(住所・電話番号)をご記入の上、E-mailまたは往復はがきにて下記までご連絡ください。 |
9.申込先 |
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