鹿島建設株式会社 技術研究所 土木材料グループ 吉田 祐麻氏
開催日:令和4年9月29日(木)
2020年10月の「2050年カーボンニュートラル宣言」以降、日本の脱炭素化に向けた動きは急激に加速しており、様々な分野でCO2削減のための様々な技術開発を進められています。建設業界でも脱炭素化技術の開発が進められていますが、今回は、環境配慮型コンクリート技術に注目します。
コンクリートは、製造時に大量のCO2を発生するセメントを主原料としており、従来は製鉄所や火力発電所で生じる産業副産物(高炉スラグや石炭灰など)を、セメントの代替材料として利用することで、CO2排出量を抑える取組みが行われてきました。
今回紹介する「CO2吸収型カーボンネガティブコンクリート」は、上記の代替材料の利用と共に、CO2と反応して硬化する材料の使用と、“炭酸化養生”を行うことで大量のCO2をコンクリートに固定し、CO2排出量をゼロ以下にすることを実現するものです。
また、本技術は、2020年12月に日本政府が発表した「2050年のカーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(経済産業省)で、「カーボンリサイクル」を実用化した事例に取り上げられるなど、建設業界の脱炭素化として注目を集めています。
そこで、今回は鹿島建設株式会社技術研究所の吉田氏を講師にお迎えし、新たな発想によるCO2の活用「カーボンリサイクル」についてご講演いただきます。
記
1.主催 | 土木学会関東支部(交流部会) |
2.開催日時 | 令和4年9月29日(木) 18:00~20:00 |
3.実施方法 | Zoomミーティング (申込確定後、参加者に入室情報(URL)をEmailにてお送りいたします。) |
4.講師 | 鹿島建設株式会社 技術研究所 土木材料グループ 吉田 祐麻氏 |
5.テーマ | 「CO2吸収型カーボンネガティブコンクリート」の開発と今後の展開 |
6.定員(会場) | 100名(先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。) |
7.参加費 | 無料 |
8.申込方法 | 参加ご希望の方は、氏名、年齢、勤務先または学校名・連絡先(住所・電話番号)をご記入の上、E-mailにて下記までご連絡ください。 |
9.申込先 |
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