平成29年9月1日18時より、東京都港区のSHIBAURA HOUSE 1Fフロアにて、関東支部主催の第8回どぼくカフェ in TOKYOが開催されました。

第8回どぼくカフェin TOKYOでは、『 “ダム” コンクリートの塊の気持ち』と題し、宮島咲様(ダムマニア&ダムライター)と、琉様(ダム愛好家、HP「DamJapan」)にご講演いただきました。

宮島様は、“ダムの歴史と型式”と、“ダムカレー”の2テーマについて、琉様からは、“ダムの四季”、“ダムは人が作る”の同じく2テーマについて、ご講演いただきました。

“ダムの歴史と型式”のテーマでは、ビーバーの作った構造物がダムの定義に当てはまるのか?土砂崩れでできた天然ダムはダムの定義に当てはまるのか?という切り口でダムの定義を説明いただきました。また、ダムカレーの生みの親である宮島様だからこそ語ることができる“ダムカレー”のテーマでは、ダムカレーには異なる3つの定義があることを述べつつ、現在の様々な特徴のあるダムカレーをたくさんご紹介いただき、非常に楽しく聞くことが出来ました。

“ダムの四季”においては、冬から始まり、春、夏、秋という順番でご説明され、ダムを季節と絡めて見る視点に、とても関心を持ちました。特に、夜の写真、冬の写真がきれいで、その写真の撮影の苦労話、こぼれ話などが、とても楽しく聞くことができました。時折、“なぜ○○なのか?”の質問とその解説(時々、先に宮島さんにばらされる一幕もありましたが(笑))も勉強になりました。また、“ダムは人が作る”では、ダムの気持ちを熱心に語っていただきました。ダムを見るときは,作るまでのいろいろな努力があってようやく作ることができるので、見た目だけでなくそれまでの経緯も創造しながら見て欲しいという熱いメッセージをいただきました。

さらに、今回の見所は宮島様と琉様との息の合った掛け合いでした。テーマが“ダム”という硬い頑丈な対象なので硬い話になりそうですが、2人の講演者様が見事な掛け合いをすることによってダムがすごく身近に感じ、そして楽しむことができる対象であることが認識でき、さらにコンクリートの塊の気持ちを十分に堪能するできました。

多くのダムマニアの皆さんにご参加いただき、満員御礼で大成功の会の開催となりました。

画像:会場全景
会場全景

画像:講演中の宮島様(左)と琉様(右)
講演中の宮島様(左)と琉様(右)

画像:ダムカレーの定義とその一例の紹介(宮島様)
ダムカレーの定義とその一例の紹介(宮島様)

画像:冬の夜のダムの紹介(琉様)
冬の夜のダムの紹介(琉様)

画像:講演者の宮島様と琉様とスチューデントチャプターで一緒に記念撮影
講演者の宮島様と琉様とスチューデントチャプターで一緒に記念撮影

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