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開会式

連日の雷雨から空模様が心配されるなか、総勢400名を越す参加者、大会関係者が大会本部前に集まり、開会式が行われました。

土木学会関東支部 磯部支部長より開会の挨拶があり、第14回コンクリートカヌー大会の開会が宣言されました。

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開催を宣言する磯部支部長

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開会式全景

審査・進水テスト

大会関係者によりカヌーの規格審査が行われ、全ての艇が出走可能と認められました。また、東京工大の艇が搬送時に破損する事態も発生しましたが、レースまでに修復することができました。

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進水テスト

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レース前の緊張の中、やる気満々の各チーム

予選レース

予選レースの組み合わせは抽選で行われるため、実力が拮抗する学校が同じ組になることも。このような緊張感の中、コンクリートカヌー大会のレースの号砲がきられました。今大会は各レース1位、2位及びタイム上位1位が準決勝へ進出できます。例年1レース4艇か5艇で争われていましたが、今大会は37チームと出場チームが多いため、1レース6艇から7艇と艇数が多い一方、準決勝進出は上位2チームまでと例年と条件は同じであり、例年以上に厳しい戦いが繰り広げられました。

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予選レースから接戦です。上位はどちらのチームか?

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本大会は双胴艇、アウトトリガー艇の出場が3チーム。そのひとつのいずみ高校土木クラブ。昨年の艇は安定性に欠けていたとの反省から、今年は安定性を重視へ。

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あえなくスタート地点で転覆。やはり、カヌーの設計は難しいと実感する瞬間かも、安定性をとるかスピードを取るか。工夫のポイントです。

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本大会は、予選レースから応援が熱い!!! ゴール付近まで艇と並走して応援!

敗者復活戦

突然の雷雨により、敗者復活戦の開始が予定より遅れるハプニングも。雷雨も通り過ぎ、敗者復活戦の開始です。

敗者復活戦‐各レースで2位以内に入れば、準決勝への道が開かれ、入れない場合は逆に最後のレースとなってしまうため、各校の真剣さが伝わってくるレースです。また、タイム上位3チームも準決勝へ駒を進めることができるので、どの艇も1分1秒タイムを縮めるために、最後のゴールまで一生懸命漕いでいる姿が印象的でした。

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運搬時の破損で出場も危ぶまれた東工大。土木技術を応用した、トラロープを用いたポストテンション工法による懸命の修復が実り、準決勝進出を決めました。

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今大会唯一の女性チームである群馬高専女子チーム。見事、準決勝進出です。

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敗者復活戦も大熱戦です。双胴艇の長岡技科大はカヌーを立って漕ぎ、スタートダッシュをかけます

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敗者復活戦最終レース。
手前から芝浦工大、宇都宮工業高、和歌山高専。

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最後は芝浦工大と宇都宮工業高の競り合い。1位は2秒差で芝浦工大。2位の宇都宮大学とともに、和歌山高専もタイム上位1位で準決勝進出。

準決勝レース

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準決勝第1レース
手前から大曲工業高、仙台工業高。

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手前から前橋工大、和歌山高専、真岡工業高土木科、山形工業高。

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準決勝第3レース
木更津高専。ダントツの1位です。

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準決勝第4レース
手前から宇都宮大、蔵前工業高。

決勝レース

準決勝レースを勝ち抜いた、大曲工業高、宇都宮大、群馬高専、大館工業高、木更津高専、祐誠高、仙台工業高の戦い!!! 昨年度1位の大曲工業高と昨年度2位の祐誠高は、準決勝のタイム差がわずか5秒。その他のチームも全て2分台をマークしており、混戦が予想されました。

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いよいよ、決勝戦のスタートです。

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スタート直後。やはり混戦模様。手前から祐誠高、宇都宮大、木更津高専、大曲工業高。

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手前から祐誠高、宇都宮大、木更津高専。
大接戦!!どこが勝っても誇れる熱戦です。

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優勝の祐誠高。ガッツポーズ!!

閉会式

関東支部磯部支部長より入賞した各校への表彰とすべての学校へ参加賞の授与が行われた。
入賞した各校並びに最後まで諦めずに一致団結して戦ったすべてのチームに賞賛の拍手が送られた。

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総合優勝の祐誠高

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総合2位の大曲工業高

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総合3位の宇都宮大

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来年も青空と太陽の下、彩湖が皆様のコンクリートカヌーをお待ちしています。
平成21年8月29日開催予定の第15回大会でまたお会いいたしましょう!!