11月の行事案内


活断層調査結果報告会・京都
「京都の活断層と今後の地震を市民と共に考える」
開催日:11月26日[金]
申込締切日:11月17日[水]


 1995年1月17日早朝に発生した兵庫県南部地震は,大きな被害をもたらし,大都市直下で活断層が引き起す大地震の恐ろしさを見せつけました.
 活断層は,過去にその地域で繰返し地震が発生した痕跡であり,今後も活動し地震が発生すると考えられています.したがって,活断層を調査して,過去の活動状況を解明することにより,将来の地震像を評価することが可能となります.
 科学技術庁は兵庫県南部地震発生直後から全国98箇所で活断層調査を順次行っています.その一環として,京都市は平成10年度までに4箇所で調査を実施し,京都周辺の活断層の実体を明らかにしてきました.これら京都市における活断層調査の結果を広く市民,防災関係者,研究者等に紹介し,今後の防災対策の充実に向けて議論していただくため報告会を開催します.また,トルコで活断層を調査中に,トルコ大地震に遭遇した大志万先生の緊急報告も行います.多くの会員の方々の参加をお待ちしております.

                     記

1.主催―――――科学技術庁,京都市

2.後援―――――土木学会関西支部,地盤工学会関西支部

3.日時―――――11月26日[金]13:20−16:30

4.場所―――――国立京都国際会館アネックスホール
        (京都市左京区宝ヶ池 TEL 075--705-1234)
        (地下鉄烏丸線「国際会館」下車〔出口4-2)徒歩4分)
        増築により平成10年4月にオープンした新しいホールです.

5.参加人数―――1,000名(先着順)

6.参加費――――無料

7.プログラム――
        13:20     開会挨拶 科学技術庁,京都市
        13:30−14:10 活断層調査結果報告
               「京都の活断層調査結果と今後の地震を考える」
                  京都市活断層調査委員会委員長 尾池和夫
                  (京都大学大学院理学研究科教授)
        14:10−16:00 最新報告−活断層調査結果と防災対策−
               「緊急報告!トルコ大地震−トルコ大地震に遭遇して−」
                  大志万直人(京都大学防災研究所助教授)
               「京都の活断層と地震」
                  竹村恵二(京都大学大学院理学研究科助教授)
               「直下型地震で想定される被害の様相」
                  河田恵昭(京都大学防災研究所教授)
               「阪神淡路大震災から学ぶ−次の地震に備える」
                  林 春男(京都大学防災研究所教授)

        16:00−16:30 市民交流セッション
        16:30     閉会挨拶 京都市

8.申込締切―――11月17日[水]必着

9.申込方法―――はがきまたはFAXに氏名,住所,電話番号,所属学会を記入し,下記へお申込み
        下さい.折返し参加票をお送りいたします.

10.申込・問合先―〒101-0064千代田区猿楽町1-5-18千代田本社ビル5F
         (財)地震予知総合研究振興会地震調査研究センター
            地震・活断層セミナー(京都市)係
         TEL 03-3295-1501/FAX 03-3295-1507
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