「メモリアル・コンファレンス・イン・東京」は，阪神大震災を記憶にとどめておくようにと，1996年1月17日の第1回を皮切りに毎年神戸で行われてきたシンポジウムです．
　来年の第5回は，1月17日建築学会の建築会館（東京田町）で開催されることとなり，このコンファレンスにふさわしく，覚えやすい曲を作曲家に依頼し，「アンサンブル・シヴィル」の演奏をバックに，詩の朗読をすることが企画されています．
　「アンサンブル・シヴィル」は17名の土木学会会員で構成される弦楽合奏団で，土木学会創立80周年の記念事業の一環として1993年に設立されました．80周年式典での演奏の後も，学会の各支部の行事や関連国際学会の折りなどに年に2，3回の演奏を行っており，今年からは土木学会総会での演奏が定例化いたしました．
　また，1995年には英国土木学会の行事の一部としてロンドンでの演奏も行いました．世界的に見ても，工学系の学会で会員のみによるオーケストラを持つのはわが土木学会だけです．
　メンバーの勤務地は首都圏から九州までと広範囲にわたりますが，毎年4月には甲斐大泉で自主合宿を行い，レパートリーの増加やアンサンブルとしての結束や友好を深めています．
　現在の楽器構成はヴァイオリン9名，ヴィオラ3名，チェロ4名，コントラバス1名ですが，メモリアル・コンファレンスでの演奏にあたり，ヴァイオリンとヴィオラ各数名とコントラバス1名を補強いたしたく，オーケストラおよび弦楽合奏の経験が5年程度以上ある土木学会員を募集いたします．
　多くの学会員の応募をお待ちしています．

◆応募締切日――11月15日［月］

◆連絡先――――大橋康廣（コンピュータ・サイエンス・アカデミー�梶j
　　　　　　　　〒213-0013川崎市高津区坂戸3-2-1かながわサイエンスパーク西422A
　　　　　　　　TEL／FAX 044-819-2080
　　　　　　　　E-mail：ohhashi@d2.dion.ne.jp

　なお，応募された方々のオーディションと来年の演奏の準備を兼ねて，今年は11月26日−28日
（予定）にも合宿を計画しています．