1月の行事と募集 | ||
土木計画学研究委員会
「基本問題検討小委員会」
委員の公募
申込締切日:2000 年1 月31 日[月] 土木計画学研究委員会では,下記の委員会を発足させることになりました.この課題に関心のある 委員を公募いたします.積極的に活動して下さる方の参加をお願いいたします.なお,委員会出席の ための旅費は支給されません. 1.設立の目的――昨今の内外の急激な情勢変化に対応し,土木界全体として現状および将来の状況を 見据え,適切に対処することが重要な課題といえます.国立研究機関,大学,大学 付置研究所等を含めた国全体の研究組織のあり方は行財政改革の一貫として独立行 政法人化が指向されておりますし,公物の管理法も行政改革に即して見直しが始ま っております.さらに,戦後の労働市場を支えてきた建設業界も激しいリストラの 渦に巻き込まれており,優秀な土木技術者が仕事を失う状況が生まれてきています. このように,土木界を取り巻く状況は急速に変化しつつあります.本研究小委員会 (黒田勝彦委員長・神戸大学工学部教授)では,21 世紀の土木界の状況変化にい かに対処すればよいかを広範な視点から分析・議論し,必要な戦略的施策を計画学 委員会を通じて提案しようとするものです. この目的の達成のために,以下に示す3 つの重点的な課題に着目して分科会を組織 し,相互の連携を図りながら基本問題の解決に向けた戦略的施策の具体的な提言を 行うことにします. A.インフラ整備の課題(分科会主査:愛媛大学工学部 柏谷増男教授) インフラ整備制度と公共投資の評価について,社会基盤整備基本法や個別公物管理 法などの法制度に関わる課題,地方分権,PFI ,さらに事業評価と説明責任といっ た公共投資の評価・再評価などについてその整備課題を明らかにするとともに,イ ンフラ整備の技術的課題(具体的には,環境修復・創造,維持管理,リニュアル, ソフト技術,PI ,総合評価,B /C ,LCA )に関する方法論の提案を行う. B.土木業界の再編に伴う課題(分科会主査:秋田大学工学部 清水浩志郎教授) これからの大学における土木技術者の養成のあり方,業界再編と土木技術者の活用 といった課題について,新分野の開拓,シルバーエンジニア,NPO ,NGO ,国際 貢献などを視野に入れて,今後の社会のニーズや状況に対応した土木技術者の育成 と人材としての活用方法の提案を行う. C.研究機関と教育・研究の課題(分科会主査:九州大学工学部 角 知憲教授) 独立行政法人化の動きといった研究組織のリストラ化を踏まえ,人事交流, JABEE(P.E.),リエゾン,共同・協働研究といったこれからの大学・研究機関に おける研究体制のあり方を検討するとともに,その中で計画学教育の諸課題(生涯 教育,インターンシップ,P.M.,C.M.)や土木計画学の基礎とは何かといった問 題についても検討し,具体的な提言を行う. 2.活動期間―――2000 年1 月〜2002 年3 月 3.応募方法―――本小委員会に参加を希望される方は,A4 用紙(1 枚)に氏名,所属(勤務先・所 属部課役職名),土木学会会員番号,連絡先住所,電話,FAX 番号,E- mail アド レス,そして上記重点課題分科会(A ,B ,C )のうち所属希望分科会とそこへ応 募する理由(参加の目的)を記入の上,FAX あるいはE- mail にて下記にお申し込 み下さい. 申込期日は2000 年1 月31 日とします.なお,本小委員会および分科会の運営 上,希望者多数の場合にはお断りすることがありますのであらかじめご了解下さい. 4.申込先――――〒400- 8511 甲府市武田4- 3- 11 山梨大学工学部土木環境工学科 西井和夫(土木計画学研究委員会担当幹事) TEL&FAX 055- 220- 8533 /E- mail :knishii@ccn.yamanashi.ac.jp |
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