将来の鉄道の有るべき姿と発展を目指して，構造工学委員会鉄道力学小委員会（委員長阿部英彦（足利工業大学））では，ここ3 年間にわたりイノベーション（新たな技術開発），メンテナンス（保守），プリペアドネス（災害への備え）という3 つの分科会で，鉄道に特有の重要な工学的課題について分野横断的な検討を重ねてまいりました．今後はいくつかのプロジェクトを立ち上げて，さらなる発展を目指しております．そのような状況を踏まえ，第4 回鉄道力学シンポジウムを下記の要領で開催いたします．これらの課題，あるいは新たな提案などに関連する論文を公募いたしますので，奮ってご参加いただきたくお願い申し上げます．なお論文はすべて査読されます．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
1.日時――――――――6月16日［金］

2.場所――――――――土木学会土木図書館2階講堂

3.論文概要締切――――2月28日［月］論文概要は�@題目，�A著者，�B所属，�C内容梗概（和文
　　　　　　　　　　　約500字あるいは英文約100words），�D関連分野（8.項を参照）を書式
　　　　　　　　　　　自由でA4紙1枚に記述の上，郵送にて下記事務局宛てお送りください．

4.論文締切――――――4月3日［月］（土木学会論文集サンプルファイルに準じて4〜6ページの
　　　　　　　　　　　版下原稿をご用意いただきます）

5.論文採否の通知―――4月20日［木］

6.完全版下原稿の提出―5月15日［月］

7.申込／連絡先――――〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
　　　　　　　　　　　土木学会事務局研究事業課
　　　　　　　　　　　担当：河西貴志(かさいたかし) ◎E-mail:an-yu307@jsce.or.jp
　　　　　　　　　　　（FAX 03-5379-0125／TEL 03-3355-3559）

8.関連分野――――――a 鉄道の進化と変質
　　　　　　　　　　　　a-1.鉄道のイノベーション施策
　　　　　　　　　　　　a-2.都市鉄道の利便性の評価と向上
　　　　　　　　　　　　a-3.地交線速度向上の効果と方策
　　　　　　　　　　　b.経済性を考えたメンテナンス
　　　　　　　　　　　　b-1.線路／車両系のダイナミクス
　　　　　　　　　　　　b-2.最適車輪／レール形状
　　　　　　　　　　　　b-3.2軸台車を考慮したスラック計算法
　　　　　　　　　　　c.災害時の鉄道の挙動
　　　　　　　　　　　　c-1.強震による鉄道被害想定手法
　　　　　　　　　　　　c-2.地震時の線路と車両走行
　　　　　　　　　　　　c-3.鉄道システムのモニタリングと損傷評価ならびに診断
　　　　　　　　　　　　c-4.構造物の制振工法