2月の行事と募集


構造工学委員会「風工学における数値解析と風洞実験の相互利用に関する研究小委員会」の委員の募集


1.委員を公募する小委員会の名称
       「風工学における数値解析と風洞実験の相互利用に関する研究小委員会」
       委員長:白土博通(京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻 助教授)

2.目的――――風工学における数値解析は,フラッター解析,ガスト応答解析等,長大橋の応答挙
       動評価を目的として実務への応用も盛んに行われています.また一方,数値流体力
       学(CFD)については,構造工学委員会 耐風設計研究小委員会耐風工学数値実
       験分科会,同 風工学における数値計算の応用と評価研究小委員会における精力的
       な調査研究活動の結果,解析技術の普及が実現するとともに,設計実務への応用
       や,地形の影響を強く受ける地上付近の風環境評価という新たな問題への試みが既
       に始まっています.
       元来,流体物理諸量の分布や変動を数値としてつぶさに把握でき,実験上再現が
       困難な条件も設定可能なCFDは風工学にとってきわめて重要な分野であることを
       考えれば,風洞実験に携わる研究者,技術者を交え,風工学上の現象の理解に関す
       る議論を双方の立場から深めることが今後是非必要と考えられます.同時に,各種
       空力データの整理や計測データの種類に関する要望などCFDから望まれる項目を
       抽出し,風洞実験へ投げかけることも重要であると考えます.
       当委員会は,風工学分野におけるCFDを中心とする数値解析と,風洞実験両者
       の長所,短所,問題点を明かにし,互いに補完し合いながら,さらに精緻かつ効率
       的な構造物の耐風性能の評価,空力現象の機構解明のための相互利用について調査
       検討することを目的とします.

3.活動期間――1999年度末から2年間の予定

4.応募方法――本小委員会に参加を希望される方は,氏名,所属,連絡先住所,TEL,FAX,E-
       mailアドレスを明記の上,下記までお申し込み下さい.申込期日は学会誌到着後
       3週間とします.
       積極的な活動をして下さる方(とくに若手の方)の参加をお願い致します.

5.申込先―――京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻 白土博通
       E-mail:shirato@brdgeng.gee.kyoto-u.ac.jp
       TEL 075-753-5092/FAX 075-761-0646
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