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「土木学会による実務者のための耐震設計入門」平成12年度東京セミナーのご案内
開催日:6月21日[水]−23日[金] 行事コード:E013 略称:耐震入門セミナー東京
土木学会では阪神・淡路大震災の地震直後に耐震基準等基本問題検討会議を設置し,一年間にわたる精力的な活動を経て,1995年5月と1996年1月の二度にわたって「耐震基準等に関する提言」を発表しました.現在これらの内容を踏まえた各種構造物の耐震設計基準類の見直しがほぼ一巡し,より高度な耐震設計や耐震点検・診断が求められるようになっています.
地震工学委員会では,阪神・淡路大震災の教訓を活かしてわが国の耐震に関する技術水準を高めていくためには,耐震の専門家だけでなく,第一線で活躍される設計実務者にも広く耐震技術を普及することが急務であると考えております.その一環として,比較的経験の少ない若手技術者を対象に,耐震設計技術の体系的かつ本質的な理解を目指したセミナーを企画し,平成10年度に東京で第1回を,平成11年度にその経験を踏まえて改善し,東京と札幌で実施して多数のご参加を得ました.本年度は,6月に東京で下記のように開催し,さらに10月には福岡で開催する予定です.講師陣は,大学,コンサルタント,建設会社の第一線で活躍される方々で,若手技術者の先輩に当たるような陣容を予定しております.一方通行になりがちな「講習会」ではなく,若手技術者が基本的な知識をじっくり修得できる「セミナー」形式としました. 記 1.主催――――土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会) 2.日時――――6月21日[水]9:00−23日[金]19:15(3日間) 3.場所――――土木学会新館AB会議室(新宿区四谷1丁目無番地) 4.内容――――耐震設計に必要な以下の項目全般(各テーマとも講義90分,質問30分) @ものの揺れ方:室野剛隆(鉄道総合技術研究所)・五十嵐晃(京都大学) A地盤の振動・動的物性:木全宏之(清水建設)・諏訪朝夫(基礎地盤コンサル タンツ) B断層を想定した強震動の予測と設計地震動:澤田純男(京都大学)・香川敬生 (地域地盤環境研究所) C地盤の液状化・流動化:諏訪朝夫(基礎地盤コンサルタンツ)・木全宏之(清 水建設) D地上構造物の耐震設計法:工藤浩史(北海道開発コンサルタント)・鈴木直人 (建設技術研究所)・森敦(日本技術開発) E地上構造物の非線形動的解析法:柳原純夫(奥村組)・孫利民(大林組) F地中構造物の耐震設計法:橘義規(オリエンタルコンサルタンツ)・渡辺和明 (大成建設) G耐震設計のあるべき姿と今後の課題:佐伯光昭(日本技術開発) H特別セミナー A.構造物の破壊と予測:目黒公郎(東京大学) B.構造システムとしての挙動を考慮した耐震設計:阿部雅人(東京大学) C.設計実務における動的解析の正しい適用と判断:久保田翼(ニュー設計) 5.定員――――50名 6.参加費―――40,000円(テキスト代3,000円を含む.宿泊・交通費は含まず.) 7.申込方法――学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を 明記の上,経理課宛FAXにてお申し込み下さい. 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送り致します. 8.申込締切日―6月6日[火]【必着】 ※申込に関してお願い: @申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください. なお,締切日以降の事前受付はいたしません.但し,定員に余裕がある場合の み,行事当日に会場にて受付致します. A申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の5日前(土・ 日・祝祭日を含まず)までに経理課宛ご連絡ください.ご連絡がない場合は,参 加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください. B申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断り致 します. Cテキストのみご希望の場合は,行事終了後に下記「内容問合先」までお問合せ下 さい. 9.内容問合先―土木学会事務局研究事業課(事務局担当:飯野TEL 03-3355-3559) 10.申込問合先―土木学会事務局経理課(TEL 03-3355-3436) |
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