4月の行事と募集


「フレッシュコンクリートのコンシステンシー評価指標に関するシンポジウム−スランプの次にくるもの−」の開催,論文募集
開催日:7月19日[水]


 コンクリート標準示方書が,従来の仕様規定型から性能規定照査型の示方書体系へ移行しつつあり,平成11年度版コンクリート標準示方書[施工編] は,耐久性照査型に書き換えられました.これに対し,フレッシュコンクリートのコンシステンシー評価試験は,超硬練りコンクリートから高流動コンクリートまで,コンクリートの種類によって別々に規定されています.特に,自己充填コンクリートの出現後,コンシステンシー評価試験の代表であったスランプ試験だけでは対応しきれない性質を持ったコンクリートが多くなり,フレッシュコンクリートの施工性という性能規定を照査するという観点からも,スランプに代わる新しいコンシステンシー評価指標が求められています.このような時代背景の中,コンクリート委員会コンシステンシー評価指標小委員会(委員長:水口裕之)では,フレッシュコンクリートの施工設計に必要なコンシステンシー評価指標に関する技術の現状調査ならびに将来の方向性について議論してきました.
 今回,この委員会の成果報告を行うとともに,フレッシュコンクリートのコンシステンシー評価指標に関して幅広く情報交換を行うことを目的として標記シンポジウムを行うことにいたしました.
 つきましては,上記テーマに関する論文を募集いたします.対象とする内容は,フレッシュコンクリートの力学的挙動に関係することであれば,コンクリートの種類,試験方法や評価方法,その他一切限定いたしませんので,奮ってご応募下さいますようご案内いたします.

                  記

1.主催――――土木学会コンクリート委員会(担当:コンシステンシー評価指標小委員会)

2.期日――――7月19日[水]

3.場所――――弘済会館(千代田区麹町5- 1 )

4.応募締切――5月19日[金]

5.原稿締切――6月16日[金]

6.応募要領――(1) テーマ:コンシステンシー評価指標,試験方法,施工性能の評価,超硬練り
          コンクリート,自己充填(高流動)コンクリート,その他
       (2) 申込み方法:A4判用紙に,@題目,A発表者および連名者名(勤務先・職
          名),B連絡先住所・TEL・FAX・E-mailアドレス,C概要(800字程
          度)とキーワード(5つ程度)を明記の上,応募締め切りまでに下記にお申し
          込み下さい.
       (3) 申込先:土木学会「フレッシュコンクリートのコンシステンシー評価指標に関
          するシンポジウム」係
          〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
          TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
       (4) 発表の採否:当委員会で審査し,5月下旬に結果を通知します.通知時に執
          筆要領を送付いたします.

7.問合先―――徳島大学工学部建設工学科 橋本 親典
       〒770-8506 徳島市南常三島町2-1
       TEL 088-656-7321/FAX 088-655-6151
       E-mail:chika@ce.tokushima-u.ac.jp
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