7月の行事と募集

土木学会コンクリート委員会 第3種小委員会委員の公募
応募締切:7月28日[金]

 コンクリート委員会では下記の小委員会を設置いたします.活動は、主としてE-mailと集中的な審 議を通じて行い,旅費の支給は行いません.
 本委員会に関心のある方は奮ってご参加ください.
 参加希望の会員の方は,幹事長宛に氏名,住所,所属,TEL,FAX,E-mailアドレス,関心のある内容をE-mailまたはFAX でご連絡下さい.

                  記


1.委員会名称―――コンクリート構造物の非線形解析技術研究小委員会(322委員会)

2.構成――――――委員長:中村 光(山梨大学)
         幹事長:佐藤靖彦(北海道大学)
         〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目
               北海道大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻
               E-mail:ysato@eng.hokudai.ac.jp
               TEL 011-706-6220/FAX 011-707-6582
               委員:公募(応募締切:7月28日[金])

3.研究の目的―――コンクリート構造物の非線形解析技術の進歩はめざましく,現在では,せん断破壊
         挙動やポストピーク挙動などが解析的に評価可能になりつつあるとともに,設計に
         おける照査技術としても用いられるようになってきました.しかし多くの場合,解
         を得るまでに至った経緯はブラックボックス的に扱われ,解の信頼性や安定性の問
         題,さらには,解析パラメータの解析解に及ぼす感度などに関して十分に議論され
         ていない現状にあります.また各種解析手法に対し,それぞれの手法の長所・短所
         あるいは問題点などについても現状では共通的な評価がなされているとは言い難い
         と考えられます.非線形解析が一般的なツールとして扱われるためには,構成則等
         の検討とともに解析におけるブラックボックス的部分を少なくし,解析技術そのも
         のについて十分な検討がなされる必要があります.このような認識の下に,本委員
         会では,コンクリート構造物の非線形解析を対象に,各種解析手法ならびに解析技
         術に関する幅広い調査研究を行います.

4.研究の内容―――主たる研究内容として以下の5項目を予定しております.
         (1)実設計における非線形解析の利用の現状と問題点
         (2)各種非線形解析手法の比較ならびにその長所・短所の調査および整理
         (3)非線形解析の解の信頼性ならびに安定性の調査研究
         (4)収束解を得るための解析技術の検討
         (5)非線形解析技術の将来展望

5.活動期間――――2年

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