10月号の行事と募集 | ||
構造工学委員会 橋梁振動モニタリングとその標準化研究小委員会委員の公募について
応募締切日:10月31日[火]
土木学会構造工学委員会では,「橋梁振動モニタリングとその標準化研究小委員会」(委員長 中島章典 宇都宮大学助教授)を発足させ,委員会活動を開始する予定です.この小委員会の目的などは以下に示す通りです.積極的に活動していただける方の参加を歓迎いたします.参加を希望される方は下記の要領に基づきご応募ください. 記 1.小委員会設置の目的・活動内容 橋梁振動モニタリングとは,単に橋梁の振動を計測するのみではなく,その計測 結果を基に,構造物の設計,施工,維持管理に関する有用な知見を得ることを目指 すものである.近年の計測技術やコンピュータを用いたディジタル解析技術の目覚 しい進歩を受けて,これまでより高い精度で,また,多様な方法での振動計測が可 能となるとともに,大量のデータを一括処理することが可能となっている.したが って,高精度・大量の計測結果を基に,より精緻で現実に近い詳細な状況を把握 し,高度な工学的評価・判断に結び付けるというプロセスの合理化が可能となりつ つある. このような活動を行ってきた研究小委員会としては,前・橋梁振動モニタリング 研究小委員会(委員長 大島俊之 北見工業大学教授,活動期間1996年5月〜 2000年4月)がある.同委員会では,「橋梁振動モニタリングのガイドライン」 (2000年10月出版を目指して,出版準備中)の編纂などの活動を展開してきた. しかし,橋梁の維持管理や完成橋梁の構造性能の評価などに対する,橋梁振動モニ タリングの応用に関する基準およびその欧文コードを作成することが必要な状況に ある.また,最近はインテリジェントブリッジなどに対する橋梁振動モニタリング の新しい応用も期待されており,これまでの研究活動の蓄積を活かすためには,下 記のような活動を引き続き実施する新たな研究小委員会を立ち上げることが是非必 要であり,標記2年の委員会活動をお願いする. ●本委員会では,近く出版される「橋梁振動モニタリングのガイドライン」の内容 を要約して,これから重要な分野となる橋梁の維持管理や完成橋梁の構造性能の 評価などに対する,橋梁振動モニタリングの応用に関する基準およびその欧文コ ードを,ISO TC108/SC2/WG3 における「橋梁の動的試験に関するガイドラ イン」に関連付けて作成する. ●インテリジェントブリッジなどの橋梁振動モニタリングの新しい研究・技術をい ち早く取り入れ,橋梁振動モニタリングの計測技術やその評価方法をさらに発展 させるための調査研究を行う. 2.応募要領―――本委員会に参加を希望される方はA4用紙(1枚)に,氏名,所属,連絡先住 所,TEL,FAX,E-mailアドレス,専門分野と共に,委員として本委員会に期待 すること,および委員として本委員会に貢献できると思われる事項を記入して, FAXあるいはE-mailにて下記宛にお申込みください.なお,応募者が多数の場合 には,応募書類に基づき判断した上で,委員を決定させていただきます. 申込先 〒321-8585 宇都宮市陽東7-1-2 宇都宮大学工学部建設学科 中島章典 TEL 028-689-6208/FAX 028-689-6230 E-mail:akinorin@cc.utsunomiya-u.ac.jp 締切日 10月31日[火] 3.問合先――――申込先に同じ |
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