11月号の行事と募集 | ||
構造物健全性評価システム研究小委員会の委員募集について
構造工学委員会では,「構造物健全性評価システム研究小委員会」の新規設置にあたり委員を募集
します.小委員会の設置目的,活動内容および応募方法は下記の通りです.関心のある方は奮ってご
参加ください.
記 1.小委員会名称 名 称:構造物健全性評価システム研究小委員会 委員長:宮本 文穂(山口大学教授 工学部知能情報システム工学科) 幹事長:重石 光弘(熊本大学助教授 工学部環境システム工学科) 2.小委員会設置の背景と目的 多くの社会資本が戦後になって急速に整備された我が国では,その経年劣化 (aging)の問題が,現実的には非常に深刻な課題となっているのが現状である.し たがって,これら経年劣化の予想される多くの社会基盤構造物について,その健全 性を早期に判定し,補修や補強などの対策を施すことによってメンテナンスしてい く必要性が今後ますます増大していくものと考えられる. 現在でも,土木構造物の維持管理に関る技術については,広範囲にわたって鋭意 研究が進められているが,今後は,特に構造物の劣化・寿命予測技術の確立や健全 性評価システムの高度化を目指した検討が必要となるものと考えられる.また,ラ イフサイクルコストを考慮したマネジメントシステムの構築やヘルスモニタリングな どの手法も今後の重要な検討課題となってくるものと考えられる. そこで,本研究小委員会では,土木構造物の健全性を総合的にしかも的確に評価 するためのシステムや,健全性の評価結果に基づいて構造物を適切に維持管理して いくためのシステムについて,構造工学的な見地から技術の可能性について検討す ることを目的とする. 3.活動内容――構造物の健全性診断手法や評価目標に関して,技術開発の現状と問題点を踏まえた 上でいくつかのワーキンググループ(WG)を組織し,診断に必要となる要素技術 の高度化や,評価システムの確立に向けての検討を行っていく.関連するテーマに ついてのシンポジウムを開催するとともに,診断の重要性に関する土木技術者の認 識を深めることを目的とした講習会などを企画する. 4.活動期間と開催方法 2000年12月から2年間とし,3ヶ月に1回程度の開催とする.なお,旅費等 の活動費の支給は行わない. 5.応募方法――本委員会に参加を希望される方は,氏名,住所,所属,TEL,FAX,E-mailアド レス,関心のある内容をE-mailまたはFAXにて下記までお送りください. 申込先:熊本大学工学部環境システム工学科 重石光弘 〒860-8555 熊本市黒髪2-39-1 TEL 096-342-3534 /FAX 096-342-3570 E-mail:shige@civil.kumamoto-u.ac.jp |
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