11月号の行事と募集

地震工学委員会「国際小委員会」の委員公募のお知らせ
応募締切:11月30日[木]

 地震工学委員会では「国際小委員会」の新設にあたり委員を公募します.小委員会の設立目的,活 動内容および応募方法は下記のとおりです.奮ってご参加ください.


                     記

1.委員を公募する研究小委員会の名称
         名称:国際小委員会
         委員長(予定):井合 進(運輸省 港湾技術研究所)

2.小委員会設立の背景と目的
         いうまでもなく,地震災害は日本だけのものでなく,世界各国で起こっています.
         昨年のトルコ,台湾での大災害は記憶に新しいところです.我が国では,兵庫県南
         部地震での経験を踏まえて,地震工学研究がさらに高度化し,併せて各種の耐震規
         定が改定されてきました.こうした努力は国内だけに向けられるべきものでなく,
         広く海外へ発信して人類共通の財産として地震災害の軽減に役立てる行動が必要と
         考えられます.地震工学委員会では,こうした観点にたち,地震工学に関する国際
         的な情報の収集と発信を主な目的とした研究小委員会を設立することとなりました.
         おりしも,国際標準化機構(ISO)では,「構造物の信頼性に関する一般原則」や
        「地震荷重」など耐震設計に深く係る規定が改定の最終段階にあります.今後,こ
         うした国際標準の改定の場面では,我が国の委員が他国と対等に「SingleVoice」
         としての意見を述べることがますます必要になってきます.その際に,土木分野の
         有する最新の耐震規定の基本的な内容を反映させていくことが土木学会の大切な役
         割のひとつと考えます.当小委員会の活動の重点をこのことに置き,関連する学協
         会や機関と連携をとりながら,委員会活動を進めていきたいと考えています.

3.活動期間と開催方法
         2000年12月から2004年3月(3年3カ月)とし,2カ月に1回程度,原則
         として土木学会において開催します.E-mailによる連絡・討議も活用します.旅
         費・交通費は支給しません.第1回小委員会開催予定(2000年12月15日).

4.募集人数――――20名程度

5.応募方法――――小委員会委員に応募される方は,幹事あてに,@氏名,A所属,B連絡先住所,電
         話番号,FAX番号,電子メールアドレス,C応募理由,を記入の上,下記申込先
         までお送りください.なお,委員の選任は地震工学委員会で行いますが,委員会の
         運営上,希望者多数の場合にはお断りすることもありますのでご了承ください.
         幹事 当麻純一
         〒270-1194 我孫子市我孫子1646
         (財)電力中央研究所我孫子研究所地盤耐震部
         E-mail:tohma@criepi.denken.or.jp
         TEL 0471-82-1181 /FAX 0471-84-2941
         応募締切 11月30日[木]

〔お詫び〕土木学会誌10月号106頁に手違いにより,同会告が掲載されておりますが,内容は本号
     掲載の内容が最新のものとなっております.お詫びして訂正致します.


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