12月号の行事と募集

「性能照査型システムにおけるコンクリート
構造物の補強」に関する論文募集
開催日:2001年5月末(予定)

 コンクリート委員会「補強設計小委員会(307委員会,委員長:上田多門)」では,コンクリート 構造物の性能照査型補強システムの構築へ向けた活動を行ってまいりました.おりしも,性能照査型 のコンセプトを取り入れたコンクリート標準示方書維持管理編も作成され,維持管理対策の1つとし て補強の重要性も益々強く認識されるようになっています.小委員会としてはU期目の活動であり, T期目に引き続くものであります.T期目の活動の成果としは,コンクリート技術シリーズ「コンク リート構造物の補強・施工の将来像―性能照査型補強設計指針(試案)―」を出版し,平成10 年に委員会報告ならびにシンポジウムを開催いたしました.U期ではT期での活動を通じて明らかに なった課題,すなわち,既設コンクリート構造物の調査診断,ならびに補強コンクリート構造物の性 能照査,性能の経時変化,補強工法の選定手法,ライフスパンシミュレーションについて検討すべく 活動を行ってまいりました.このたび,U期2年間の活動成果報告会の開催に併せてコンクリート構造 物の補強に関する論文を広く募集し,下記のとおりシンポジウムを開催することになりました.奮っ て応募してくださるようお願い申しあげます.


                     記
1.シンポジウムについて
       (1)開催日時 2001年5月末(予定)
       (2)会場   東京都内(未定)
       (3)内容   委員会報告および一般論文の発表
       (4)委員会報告および一般論文は「コンクリート技術シリーズ」として発刊予定

2.論文募集について
       (1)内容:既設コンクリート構造物の調査診断,補強コンクリート構造物の性能照
             査および補強効果,性能の経時変化および寿命予測,補強工法の選定手
             法,LCC,および補強一般に関する論文
       (2)応募方法:A4の用紙1枚に,コンクリート構造物の補強論文応募と明記の上,
               @論文題名,A著者,B所属,C用紙,D連絡先(発表者)の氏
               名,住所,電話,FAX,E-mail,を記入の上,下記まで提出(郵
               送)して下さい.
          提出先:土木学会 研究事業課コンクリート補強シンポ係(担当 小野寺)
             〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地(TEL 03-3355-3559)
          提出期限:2001年2月2日[金]
       (3)アブストラクト査読を行いシンポジウム趣旨に合致するものに対し,連絡者
          に原稿執筆要項を送付します.最終的採否は委員会に一任願います.
       (4)原稿提出期限:2001年4月30日[月]必着
       (5)原稿ページ数:4,6,8,10のいずれか偶数ページ
       (6)論文掲載料は頂きませんが,シンポジウム参加費を頂きます.
       (7)問合先:柳沼善明(307委員会幹事長)
               日本大学理工学部交通土木工学科
               〒274-8501 船橋市習志野台7-24-1
               TEL 047-469-5345 /FAX 047-469-2581
               E-mail:yaginuma@trpt.cst.nihon-u.ac.jp
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