記
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対象および論文の性質
応用力学に関する速報的報告も含んだ研究成果.場合によっては展望を依頼論文として含めることもあるが,一般投稿にはレビュー的なものは除く.
他に投稿したものの二重投稿ではなく,著者オリジナルの論文で,目的・手段・手法・モデル等のいずれかに,著者自身の創意工夫等,著者による独創的アイデアが含まれているものに限る.また,独創的・萌芽的な論文であり,論文の位置付けや目的が明記されていれば,即時的な工学的有用性や実用性は特に問わない.他誌投稿論文の言語を翻訳し直しただけのものは受理できない.完成度の面で多少の難点があっても,内容的に土木学会論文集や,土木学会内各種委員会で発行している論文集と同等の論文であれば,登載候補論文として取り扱う.
3名の査読者によるフルペーパー査読を行い,応用力学論文集編集小委員会が最終判定を行う.
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投稿部門
論文の募集ならびに査読は下記に示す部門別(部門名,主査,副査,キーワードを列記)に行う.
物理数学力学問題−古典的問題から最新のテーマ−:長谷部宣男(名工大)・池田清宏(東北大)基礎理論,破壊,分岐,不安定現象,パターン形成,モデル実験,複雑系,最適化,他の部門に属さない力学問題
逆問題:村上 章(岡山大)・三上修一(北見工大)・本城勇介(岐阜大)
振動システム診断,逆散乱,トモグラフィー,熱画像,非破壊評価,残留応力推定,波浪推算,降雨・流出システム同定,情報化施工,施工管理,物性値評価,空間相互作用推定,交通ネットワーク制御,逆解析手法,適切化手法 計算力学:西村直志(京都大)・樫山和男(中央大)・寺田賢二郎(東北大)
差分法,有限要素法,境界要素法,高速解法,アルゴリズム,メッシュ生成,メッシュレス法,ベクトル・パラレル計算,移動境界問題,最適化,制御問題,可視化手法,適応型計算法,均質化法,材料力学,破壊力学,大変形問題,材料非線形問題,動的問題,波動問題,固体流体連成問題,乱流,地球環境・気象,騒音 非線形力学:矢富盟祥(金沢大)・田村 武(京都大)
連続体力学の基礎,材料の構成則,地盤と岩盤,鋼とコンクリート構造,複合材料,混合体,粉体の力学,変形の局所化とせん断帯,不連続面の解析,分岐と不安定現象,振動と波動,ソリトン,衝撃,マイクロメカニクス,損傷力学,カオスとフラクタル,制御理論,移動境界問題,接触問題,流体と固体の相互作用 離散体の力学:岸野佑次(東北大)・前田健一(名工大)
粒状体,複合体,混相体,非均質材料,地盤材料,岩盤材料,固液境界の力学,土石流,土砂流,生体力学,液状化,離散体の変形,離散体の破壊,離散体の流動,離散体の振動・波動伝播,ランダム系の力学,離散要素モデルとシミュレーション解析,離散体の微視力学,離散体の連続体モデル 地震の力学問題−構造物から地殻まで−:堀宗朗(東京大)・亀田敏弘(筑波大)
耐震構造,動的破壊,地震予知,強震動,増幅効果,地下計測,断層,震源過程,津波,その他(地震学・地震工学での力学に関連した問題) 流体力学:冨永晃宏(名工大)・白土博通(京都大)
遅い流れ,流れの安定化,乱流現象,乱流構造,境界層,密度流,混相流,波動,空力振動・制御振動,熱/物質輸送,流体力・空気力・圧力,多孔体内での輸送現象,流れの制御,移動境界問題,理論解析,数値解析,DNS ,LES ,乱流モデル,流れの計測,流れの可視化,現地観測 |
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論文募集要項
A4用紙に300dpi以上のプリンタでオフセット印刷用完成原稿を作成し,送付票とともに2001年4月20日(当日消印有効)までに応用力学論文集編集小委員会までお送り下さい.投稿要領,執筆要領,送付票などの詳細については,応用力学委員会ホームページhttp://www.jsce.or.jp/committee/amc/をご覧ください.WWWを利用できない方は,下記までハガキまたはFAXにて投稿要領を請求して下さい.
土木学会応用力学委員会応用力学論文集編集小委員会
〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
FAX 03-5379-0125 事務局担当:沖いづみ
登載可否の通知は2001年6月下旬,最終原稿締切は2001年7月13日(当日消印有効)の予定です.
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論文集の刊行とシンポジウムの開催
応用力学論文集Vol.4の刊行は,2001年8月中旬予定.「第4回応用力学シンポジウム」は土木学会全国大会前日の2001年10月1日に熊本市で開催致します.論文集に登載が認められた論文の著者は,上記応用力学シンポジウムで,その内容について講演を行う義務を負っていただきます.なお,一人の発表者は原則として一論文の研究講演しか行えません.
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