土木学会誌
本部行事

「性能照査型システムにおけるコンクリート構造物の補強」
に関する報告会ならびにシンポジウムの開催について
開催日:6月1日[金]
申込締切:5月21日[月]
行事コード:116
略称:コンク補強シンポ

コンクリート委員会「補強設計小委員会(委員長:上田多門)」では, コンクリート構造物の性能照査型補強設計へ向けた活動を行ってまいりま した.おりしも,性能照査型のコンセプトを取り入れたコンクリート標準 示方書維持管理編も作成され,維持管理対策の1つとしての補強の重要 性も益々強く認識されるようになっています.小委員会としてはU期目の 活動であり,今回は,既設コンクリートの調査診断,ならびに補強コンク リート構造物の性能照査,性能の経時変化,補強工法の選定手法,ライ フスパンシミュレーションについて成果がまとまりましたので,下記のよ うに報告会を開催いたします.さらに,海外からの応募も含め14編の論 文による,コンクリート構造物の補強に関するシンポジウムも合わせて開 催いたします.奮ってご参加下さいますようご案内申しあげます.なお, プログラムを一部変更する場合もありますのであらかじめご了承下さいま すようお願い申し上げます.

1.主催 土木学会
(担当:コンクリート委員会補強設計小委員会)
2.日時 6月1日[金]9:30−18:00
3.場所 長井記念ホール
(渋谷区渋谷2-12-15 TEL 03-3406-3326)
交通 JR渋谷駅東口より徒歩8分
4.参加費 会員10,000円,非会員13,000円,学生7,000円
(テキスト「コンクリート技術シリーズ」代含む)
5.定員 150名(申込先着順)
6.申込方法
学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項 (特に行事コード番号)を明記の上,経理課宛FAXにてお申し込み下さい. 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送り致します.
*申込みに関してのお願い
@申込締切り前に定員に達している場合がございますので予めご了承下さい.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合にのみ,行事当日に会場にて受付いたします.
Aお申込後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに 経理課宛ご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください.
B申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断りします.
7.申込締切日 5月21日[月][必着]
8.参加申込問合先 土木学会事務局経理課
(TEL 03-3355-3436 /FAX 03-3355-5278)
9.行事内容問合先 土木学会事務局研究事業課
担当:小野寺(TEL 03-3355-3559)
10.プログラム
司会 柳沼善明(日本大学)
9:30− 9:50 開会挨拶・活動目的
小委員会委員長 上田多門(北海道大学)
9:50−10:20 既設コンクリート構造物の調査・診断
肥田研一(千代田コンサルタント)
10:20−11:20 補強コンクリート構造物の性能照査
坂田英一(間組)・佐藤靖彦(北海道大学)
11:20−11:50 補強コンクリート構造物の性能の経時変化
服部篤志(京都大学)
11:50−13:00 昼 食

13:00−13:30 コンクリート構造物の補強工法の選定手法
古賀秀幸(オリエンタルコンサルタンツ)
13:30−14:00 補強コンクリート構造物のライフスパンシミュレ ーション
下村 匠(長岡技術科学大学)
14:00−14:15 休 憩

14:15−16:15 シンポジウム 司会 佐藤靖彦(北海道大学)
1)コンクリート中で腐食した鉄筋の力学的特性
柳沼善明,○入江 徹(日本大学)
2)段落し部をFRPシートで曲げ補強したRC柱の曲げ耐荷性状
○三上浩(三井建設),岸 徳光,栗橋祐介(室蘭工業大学)
3)非対称載荷時のFRPシート曲げ補強RC梁の耐荷性状に関する実験的研究
○栗橋祐介,岸 徳光(室蘭工業大学),三上浩(三井建設)
4)AFRPシート曲げ補強RC梁のシートの剥離挙動解析
岸 徳光,松岡健一,○張 広鋒(室蘭工業大学), 三上 浩(三井建設)
5)アルカリ骨材反応による劣化を生じたPC桁の炭素繊維シートによる補 強効果
○北沢宏和,國府勝郎,宇治公隆(東京都立大学), 丸山武彦(明星大学),早田喜穂,小林 朗(炭素繊維補修・ 補強工法技術研究会),山口恒太(パシフィックコンサルタンツ)
6)PBO連続繊維シート緊張接着によるRC梁部材の補強効果に関する研究
呉智深,○岩下健太郎(茨城大学工学部), 林 啓司(阿部工業所),樋口哲郎(東邦アーステック), 村上信吉(日鉄コンポジット),平畑裕嗣(東洋紡績)
7)ポリアセタール繊維シートの付着性状に関する基礎的研究
○御厨一慶,関谷圭介,佐藤靖彦,上田多門(北海道大学)
8)Effect of Interfacial Bond on Failure Mode of Precracked Members Retrofitted with Continuous Fibre Sheet
Kiang Hwee TAN (National University of Singapore)
16:15−16:25 休 憩
16:25−17:55 シンポジウム 司会 満木泰郎(法政大学)
9)輪荷重走行の方法による実橋床版を用いた各種補修・補強工法の延命効 果比較実験
○横山和昭,菅野 匡,紫桃孝一郎(日本道路公団), 横山広(ショーボンド建設)
10)部分上面増厚工法の開発における実験と解析
○菅野 匡,横山和昭,紫桃孝一郎(日本道路公団), 高 聖彬(日本電子計算)
11)FRPグリッドを補強筋に用いた道路橋床版下面増厚補強工法の輪荷重 走行試験による性能評価
○佐藤貢一(奈良建設),財津公明(さとうベネック), 小林 朗,関根健一(日鉄コンポジット)
12)リスクマネージメントを用いた下水道処理施設の耐震補強工法の選定 方法
○湯浅 明(解析技術サービス),大角恒雄(日本工営), 山本賢一(日本下水道事業団),川上哲太朗(東海大学)
13)成型板を用いた下水道コンクリート構造物の補強工法
○山下幸生(ショーボンド建設),鈴木 宏(東京都下水道局), 佐藤 誠(日本工営),中村 準,佐野 正(ショーボンド建設)
14)断面修復材料として高分子短繊維混入モルタルを用いた場合の耐久性 能評価
○根岸敦規(間組)
17:55−18:00 閉会挨拶
柳沼善明(日本大学)

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