土木学会誌
本部行事

「環境負荷低減のための土木構造物設計ガイドライン (案)」講習会
開催日:6月8日[金]
行事コード:E112

土木学会環境負荷低減型土木構造計画および施工法の基礎調査研究委 員会(委員長:田辺忠顕名古屋大学教授)では,(財)2005年日本国際博覧会協会からの委託を受け,過去1 年半の活動の成果を踏まえ,このたび標記の講習会を下記の要領にて開催することになりました.
土木構造物の設計にあたっては,従来から環境要因が考慮されていまし たが,設計パラメータとして安全性,使用性,経済性などに関する要因と 同等の重み付けはされていませんでした.しかしながら今後の構造物の設 計では,地球環境,地域環境保全の観点から,説明力のある,より総合 的な社会基盤施設の整備方法と評価方法の上に立脚することが求められる と予想されます.
今回の講習会では,これらの要請に応じて従来型の使用性,安全性,施 工性,経済性などの標準的な評価項目に加えて環境負荷低減性を考慮し, それらを一体的に評価することによって構造設計を行う一般的な方法を紹 介します.
皆様,奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます.

1.主催 土木学会・環境負荷低減型土木構造計画および施工法 の基礎調査研究委員会
2.後援 (財)2005年日本国際博覧会協会
3.日時 6月8日[金]10:30−16:50
4.会場 中央大学駿河台記念館(3階370号室)
(千代田区神田駿河台3-11-5)(JR 中央線「御茶ノ水駅」下車聖橋口より徒歩3分)
5.定員 150名
6.参加費 会員4,000円,非会員6,000円(テキスト代別)
7.テキスト 「環境負荷低減型土木構造物設計ガイドライン」は, 当日会場でも販売いたしますが,4月下旬に刊行しま すので,事前購入をお勧めします.定価:3,150円 (予定).テキストの購入に関しては,下記にお問い合 わせ下さい.
土木学会刊行物販売係TEL 03-3355-3445
8.申込方法
学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項 (特に行事コード番号)を明記の上,経理課宛FAXにてお申し込み下さい. 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送り致します.
*申込みに関してのお願い
@申込締切り前に定員に達している場合がございますので予めご了承下さい.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合にのみ,行事当日に会場にて受付いたします.
Aお申込後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに 経理課宛ご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください.
9.申込締切日 5月25日[金]【必着】
10.申込問合先 土木学会経理課 TEL 03-3355-3436
11.内容問合先 土木学会研究事業課 TEL 03-3355-3559
(担当:礒崎)
12.プログラム(案)
司会 名古屋工業大学 梅原秀哲
10:30 委員会活動の主旨と概要
名古屋大学 田辺忠顕
11:00 基本設計ガイドライン(案)
日建設計 杉山郁夫
11:50 評価項目の重み付けと代替案評価の具体例
岐阜大学 本城勇介
休憩(12:40-13:40)
13:40 実施設計ガイドライン(案)
名古屋大学 伊藤義人
休憩(12:40-13:40)
14:20 特別講演「循環型社会づくりと土木工学の役割」
京都大学 植田和弘
  休憩(15:20−15:40) 
15:40 パネルディスカッション「環境負荷低減のために土木技 術者が果たす役割」
司会 岐阜大学 六郷恵哲
  1)環境負荷低減・設計と施工の関係再考
鹿島建設 臼井徹弥
  2)土木技術者は合意形成に貢献できるか
大成建設 渡辺浩二
  3)環境負荷低減・土木と建築の違い
大林組 河津行隆
  4)ミティゲーションの理想と現実
清水建設 原 正明
  5)施工段階における環境負荷低減の可能性
大林組 伊藤 薫
  6)環境負荷低減と経済性
日建設計 石原克治
16:10 会場質疑
 
16:40 閉会挨拶
岐阜大学 六郷恵哲

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