土木学会誌
お知らせ

景観・デザイン委員会 デザイン賞

景観・デザイン委員会(委員長,中村良夫京都大学教授)では,2001年度から,「景観・デザイン委員会デザイン賞(略称:土木学会デザイン賞)」を設けることとしましたので,ご案内申し上げます.趣旨をご理解のうえ,ふるってご応募下さいますようお願い申し上げます.

1. 趣旨 道路・街路・広場・駅舎・河川・海岸・港湾・空港などの土木空間や橋梁・堰堤・水門・閘門・堤防などの土木構造物を対象として,とくに,その周囲との景観的・空間的な関連のもたせ方や,当該の空間・構造物に対する機能的要請を美的にどう解決したかという観点に照らして優れた作品を公募選定し,表彰します.そのような優れた成果は,計画・構造設計・意匠設計・部材製作・施工・維持管理などの総合力と意思決定の柔軟なシステムなくしては生まれ得ないため,その作品の形態を発想し,あるいは全体をひとつにまとめあげるに際して実質的に貢献した人々を,顕彰したいと考えています.この意味で,顕彰の対象者は必ずしも設計部門に所属する人とは限らず,施工部門など実質的に貢献された方々の応募も期待します.
なお,この制度は,当面は学会賞という枠ではなく,景観・デザイン委員会の委員会賞という扱いで始動いたします.また,選考は,景観・デザイン委員会の下に組織される景観・デザイン賞選考小委員会によって可能な限り情報公開をしながら進めます.
2. 対象 国内において構築された土木施設で,竣工後2年以上 経過したもの.
3. 応募の手続き
(1)応募代表者は会員であること.
(2)受付期間6月15日[金]から6月30日[土](当日消印有効)
(3)提出書類 応募作品説明書・基本図・写真等(詳細は募集要項に記載)
(4)選考料 1次選考:10,000円 2 次選考:50,000円(作品集掲載料を含む)
4. 選考方法
(1)選考委員 委員長:篠原修(東京大学教授),委員:大熊孝(新 潟大学教授)北村真一(山梨大学教授)榊原和彦(大阪産業大 学教授)佐々木葉(日本福祉大学助教授)杉山和雄(千葉大学 教授)田村幸久(大日本コンサルタント叶齧ア取締役)
(2)書類による1次選考によって入選作品を選定し,その中から現地審査も含めた2次選考を行い,優秀賞数点を選定する.
(3)表彰式 12月(予定)
(4)選考基準,募集要項などは,土木学会ホームページ
http://www.jsce.or.jp/committee/lsd/index.html を参照のこと.
5. 問合先 選考小委員会事務局
E-mail:prize@keikan.t.u-tokyo.ac.jp
ただし,質問への回答はFAQの更新によって行う

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