土木学会では耐震設計や補強技術の高度化,地震災害軽減のための総
合的な施策の実施を支援する目的で,実務を担当する技術者の対応能力
の向上に資する諸施策を検討し,学会の行事としてそれらを実施する活動
を行っております.
本セミナーは,この第3回として「地震リスクマネジメント」をテーマ
とし,地震リスクの定義から被害や損失を最小に抑えるためのマネジメン
ト手法の基本を理解し,先進的な事例研究の取組みから,その必要性と課
題について考えてみることにします.絶対安全はありえないという共通認
識からのテーマであり,安全と性能の水準を明確にするという性能設計法
の理念にも通じます.新しい時代のキーテクノロジーですので,皆様の積
極的な参加を期待いたします.
1.主催 |
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土木学会(担当 地震工学委員会 地震防災技術普及小委員会) |
2.後援 |
: |
日本地震工学会,地域安全学会,アジア防災センター,日本損害保険協会,日本水道協会 |
3.日時 |
: |
2002年2月26日[火]9:30−17:20 |
4.場所 |
: |
中央大学駿河台記念館
(千代田区神田駿河台3-11-5)JRお茶ノ水駅下車徒
歩5分 |
5.プログラム
司会 攻玉社工科短期大学 大野春雄 |
9:30−9:40 |
開会の辞
地震防災技術普及小委員会委員長 日本技術開発梶@佐伯光昭 |
9:45−11:05 |
基調講演
「地震リスクマネジメントの必要性と課題」
武蔵工業大学工学部教授 星谷 勝 |
11:15−11:55 |
話題提供1
「地震防災におけるリスクマネジメントの役割と研究事例紹介」
国土交通省国土技術政策総合研究所
危機管理技術研究センター地震災害研究官 松尾 修 |
昼食(65分) |
司会 界RS井関泰文 |
13:00−13:40 |
話題提供2
「リスクマネジメントに基づく電力施設の防災保全対策」
(財)電力中央研究所主任研究員朱牟田善治 |
13:40−14:20 |
話題提供3
「地震リスクの転嫁と自己負担」
且ツ塚研究所 主任研究員 中村孝明 |
14:20−15:00 |
話題提供4
「様々なリスク移転方法とリスクのプライシング」
応用アール・エム・エス梶@取締役副社長 兼森 孝 |
休憩(10分) |
司会 潟Nボタ岩本利行 |
15:10−15:50 |
話題提供5
「ライフサイクル地震損失コストの考え方と事例」
潟Cー・アール・エス部長 井関泰文 |
16:30−17:10 |
話題提供6
「危機管理の考え方:JIS規格リスクマネジメントシステム構築のための指針JISQ2001より」
東京海上リスクコンサルティング梶@主席研究員 指田朝久 |
15:50−16:30 |
話題提供7
「大都市再開発街区の自然災害リスクマネジメント」
EQEインターナショナル常務取締役 川合廣樹 |
17:10−17:20 |
閉会の辞
地震防災技術普及小委員会第2WG主査 攻玉社工科短期大学 大野春雄 |
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6.定員 |
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80名 |
7.参加費 |
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6,000円(資料代含む) |
8.申込方法 |
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学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項
(特に行事コード番号)を明記の上,研究事業課宛FAX
にてお申し込み下さい.申込書到着後,10日前後にて
折り返し「参加券」をお送り致します. |
9.申込締切日 |
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2002年2月15日[金]【必着】 |
10.申込みに関してお願い
1.申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじ
めご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.
ただし,定員に余裕のある場合のみ,行事当日に会場にて受付致
します.
2.申込み後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず開催日の1
週間前までに研究事業課宛ご連絡ください.ご連絡がない場合
は,参加費を徴集させていただきますのであらかじめご了承くだ
さい.
3.申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となり
ますので固くお断り致します.
4.テキストのみご希望の場合は,行事終了後出版事業部までお問合
せください. |
11.問合先 |
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土木学会事務局研究事業課(事務局担当:飯野)
TEL 03-3355-3559 |