土木学会誌
関西支部

新関西地盤講習会2002−京都盆地の地盤と地震−のお知らせ

関西地盤情報活用協議会地盤研究委員会(委員長:足立紀尚)は, 約35,000本のボーリングデータを用いて関西地域の地盤特性の研究を行 っています.1998年には兵庫県南部地震で甚大な被害が発生した神戸・ 阪神間地域の地盤研究を行い,「新関西地盤−神戸および阪神間−」にと りまとめました.今回は,その続編として京都および乙訓・山城地域を対 象とした地盤研究の成果を「新関西地盤−京都盆地−」として出版しま す.本書には,現在京都市で進められている地下構造調査の結果も掲載 させていただきます.
本講習会は,この内容を解説し,報告するものです.多く方々のご参加 を期待いたします.

1.主催 関西地盤情報活用協議会
2.協賛 土木学会関西支部ほか
3.開催日 2002年2月1日[金]
4.場所 京都市国際交流会館イベントホール
京都市左京区粟田口鳥居町2番地の1
TEL 075-752-3010
5.定員 180名(定員になり次第締め切ります)
6.受講料 6,000円(テキスト代含まず)
7.テキスト 「新関西地盤−京都盆地−」8,000円(予定)
8.プログラム(予定)
10:30−12:10
開会の挨拶
地盤研究委員会委員長 足立紀尚(京都大学)
1.地域地盤の研究とデータベース
山本浩司(地域地盤環境研究所)
2.地域の地質
 ○概説−関西地盤と京都盆地−
三田村宗樹(大阪市立大学)
 ○基準ボーリングと京都盆地の地質
竹村恵二(京都大学)
13:10−17:00
3.地域の土質
 ○概説−関西地盤と京都の土質−
大島昭彦(大阪市立大学)
 ○京都盆地の土質特性
小田和広(大阪大学)
小高猛司(京都大学)
 ○動的物性
中川康一(大阪市立大学)
4.深部地下構造と活断層
 ○深部地下構造調査
末廣匡基(阪神コンサルタンツ)
 ○京都地域の活構造
北田奈緒子(地域地盤環境研究所)
5.地震と液状化
 ○京都盆地の地震
澤田純男(京都大学)
 ○京都盆地の液状化
三村衛(京都大学)
閉会の挨拶
関西地盤情報活用協議会会長 佐野正道(国土交通省)
9.参加申込・問合先
下記宛にFAXまたはE-mailで,「講習会申込」,参加者氏名,所属,連絡先,TEL,FAX,E-mailを記入のうえお申込み下さい.
(財)地域地盤環境研究所(関西地盤情報活用協議会事務局)
〒550-0012 大阪市西区立売堀4-3-2
TEL 06-6539-2972/FAX 06-6578-6253
E-mail geodick@geor.or.jp
10.申込締切日
2002年1月18日[金]

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