土木学会誌
本部行事

第36回夏期講習会 「21世紀の社会基盤整備の課題と方向(21世紀の土木を考える)」
開催日:8月6日[火]
行事コード:217
略称:36回夏期講習会

景気の低迷と公共工事の抑制・縮減の情勢のなか,マスコミの論調に見 る公共工事,高速道路,ダム不要論等に押され,かつてない土木分野は厳 しい時代を迎えています.
日本の基盤整備はすでに終わったのでしょうか.マスコミの論調は正し いのでしょうか.毎年のようにくり返される集中豪雨による都市部の水害, 都市交通の混雑や渋滞,ゴミ問題,地震による巨大災害などなど,まだま だ大きな基盤整備の課題を抱えています.
若い技術者を養成する教育においても,実務を担当する専門分野の技術 者も,日本の基盤整備の現状と21世紀に付与された土木技術者の課題を 正確に認識することはきわめて重要です.これらの情勢から,21世紀が スタートした当初に,市民のための土木が目指す方向を考える標記の講習 会を企画しました.ふるって多くの方がご参加下さることを願っています. また,技術士第二次試験(建設部門)を目指す技術者の受講も大いに歓 迎するところです.

1.主催 土木学会(土木教育委員会/高校教育小委員会)・全 国工業高等学校長協会
2.共催予定 土木学会 関西支部
3.開催日 8月6日[火]
4.会場 神戸市総合教育センター(JR神戸駅前東 200m)
神戸市中央区東川崎町1-3-2
TEL 079-360-2001
5.定員 90名(申込み先着順です)
6.参加費 6,000円(一般)3,000円(学生)
7.申込方法 学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項 (特に行事コード番号)を明記のうえ,研究事業課宛 FAXにてお申込みください.申込書到着後,10日前 後にて折り返し「参加券」をお送りします.
8.申込締切日 7月22日[月]【必着】
9.申込みに関してお願い
*申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめ ご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.た だし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付致しま す.
*お申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の 5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課宛ご連絡くだ さい.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますので あらかじめご了承ください.
*申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりま すので固くお断り致します.
10.参加申込先 FAX 03-3355-5278
11.問合先 土木学会事務局研究事業課(担当職員:沖)
TEL 03-3355-3559
12.プログラム
10:20−10:30 開会挨拶
土木学会土木教育委員会委員長 松井 保
10:30−12:00 基調講演「21世紀の日本の社会基盤整備の課題と方向」
国土交通省大臣官房技術調査課長 望月常好
13:00−14:10 講演「日本の自然災害の様態を予測する−土木技術者たちが立ち向かう課題」
京都大学防災研究所巨大災害研究センター長 河田恵昭
14:10−15:30 講演「日本の都市問題を考える−21世紀の都市再生の課題と方向」
立命館大学理工学部教授 村橋正武
15:40−16:50 講演「建設産業はどうなるか?−建設産業と技術者」
国土交通省総合政策局建設業課 建設業技術企画官 塚田幸広
15:30−15:50 閉会挨拶
土木学会土木教育委員会高校教育小委員会委員長 井田敏行

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