記
1.開催期日 | : | 6月3日[火]・4日[水] |
2.開催場所 | : | 東京大学農学部 弥生講堂(文京区弥生1-1-1) |
3.参加費 | : | 一般6,000円,学生4,000円(論文集代を含む) |
4.シンポジウム募集課題
(1)特定課題
ア.土砂と洪水の観測モニタリングおよび予測
近年,洪水観測については浮子によらない非接触型の流速測定 技術が多数研究され,また土砂観測については河川審議会より流 域一貫の土砂管理が唱われ,流砂量観測は全国的に展開されている。本セッションでは近年開発された観測・モニタリング技術と いう観点から横断的に議論を行うものである。発表・討議では観 測技術に加えて,観測結果の活用という点より,洪水予測,流砂 量予測,河道管理への応用までの踏み込んだ議論を期待する。
イ.河川環境の劣化防止・保全・修復・再生に関わる学術と河川技
術
河川技術シンポジウムでは,1998年以来河川環境に関する特 定課題を毎年掲げてきており,さまざまな優れた技術や実施例が 報告されてきている。近年,流域管理と地域計画との連携も模索 され始めてきており,流域を単位とした総合的環境管理の枠組み の中で河川環境の劣化防止・保全・修復・再生を図ることが大き な課題となっている。そこで,従来の河道区間規模から流域規模 にわたるさまざまなスケールを対象に河川工学と生態学あるいは 都市計画学等との連携の展望について,幅広い議論を行う。
ウ.河川構造物の計画・設計・施工と管理
近年水害に対する防災性の向上と危機回避の重要性が指摘され ている。このためには河川構造物の安全度の向上と危機発生時の 管理技術の向上を図る必要がある。また,構造物が環境に与える 影響に対する関心もとみに高まっている。そこで,河川構造物の 設計,施工に関する近年の技術的進歩とともに,施設の安全性, 経済性,維持管理,環境への影響等に関わる技術的課題への対応 研究,今後の展望などについて幅広い議論を行う。 (2)一般課題
河川部会が目的とする河川技術にかかわる研究および報告。
例えば,河川とその流域および氾濫域について,水の循環,総合 治水対策や超過洪水対策など流域・氾濫域との関係に着目した治水 計画および氾濫原管理,河川管理施設の新しい管理手法・技術,河 川環境の保全や河川利用との関わり,治水事業の安全度評価および そのバランス,事業評価,地域住民の合意形成,地域計画との関わ り,治水資産および利水資産の再評価など,時間軸,空間軸ならび に学際軸において幅広く論文を期待します。 | ||
5.発表形式
特定課題ではオーガナイズドセッションとして,一般課題よりも
時間をとって口頭発表と議論を行います。ただし,時間的に発表論
文数に限りがあることから,一部の論文は一般課題論文と同様の扱
いとなります。一般課題では,ポスター発表と3分間程度の口頭に
よる概要説明を行います。なお,発表形式は応募状況に応じて,若
干の変更(上記以外のオーガナイズドセッションを組むこと等)が
ある場合があります。
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6.「河川技術論文集No.9」
シンポジウムでの発表は,次のジャンルの論文投稿を対象とし,
いずれも,論文要旨,全文の2段階審査(河川技術論文集編集委員
会を設置します)を実施します。
■論文集投稿ジャンル
(1)論文(研究論文,技術論文の他,理念に関する論文)
(2)総説(研究テーマのプロジェクト紹介も含む)
(3)報告(調査報告,研究プロジェクト報告など)
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7.応募方法
応募者は,下記の内容を所定の期日までにメール(テキストファ
イル)にてお送りください。テキストファイル以外は受理できませ
んのでご注意ください。
(1)論文題目,著者,所属(講演者名の頭に○を記してください)
(2)連絡先(代表者の住所(郵便番号とも),氏名,電話,FAX番号,E-mailアドレス)
(3)募集課題および論文投稿のジャンル
募集課題については特定課題もしくは一般課題の別,特定課題に
ついては上記項目4(1)のア,イ,ウから選択して明記してくだ
さい。
論文投稿のジャンルは上記項目6の(1)から(3)を選択して明記してください。
(4)論文要旨
a)目的,b)内容,c)得られた成果を800字以内に明記して ください。また,既往の関連論文がある場合には論文名および論文 集名を別記してください。この論文要旨をもとに第1段階審査を行 いますので,上記項目が明確でわかりやすく書かれている必要があ ります。なお,要旨は文章のみとし,図面,写真は入れないでくだ さい。論文審査要領については,土木学会水理委員会河川部会のホ ームページをご覧ください。 | ||
8.応募締切 | : | 2月13日[木] |
9.応募先 | : | symposium2003@ctie.co.jp |
10.スケジュール
論文要旨による応募に対して第1段階審査を行い,3月上旬に代
表者に審査結果,シンポジウムでの発表形式をお知らせするととも
に,シンポジウムでの論文執筆要項をお送りします。全文論文は,
A4用紙で4〜6ページ(水工学論文集の様式に準拠します)で,4
月11日[金]を提出期限とします。提出された論文は,編集委員
会で審査し,期日までの修正を求めたり,掲載を見送る場合があり
ます。
プログラムは,シンポジウムの詳細とともに下記河川部会のホー
ムページに掲載します。また,本企画の詳細を随時ホームページで
お知らせしますのでご覧ください。
河川部会HPのアドレス:http://www.cee.hiroshima-u.ac.jp/jsce/rivereng/rivereng.html | ||
11.問合先 | : | 〒540−0008 大阪市中央区大手前1-2-15 (株)建設技術研究所大阪支社阿部令一 TEL 06-6944-7703/FAX 06-6944-7897 E-mail:symposium2003@ctie.co.jp |