土木学会誌
東北支部

コンクリート技術講習会開催案内―2002年制定コンクリート標準示方書「耐震性能照査編」の発刊ならびに「コンクリート耐久性データベースフォーマット」に関する講習会の案内―

土木学会コンクリート委員会(委員長:魚本健人)では,2002年 制定コンクリート標準示方書「耐震性能照査編」(部会主査:丸山久一) を刊行することになりました。また,耐久性データベースフォーマット 作成小委員会(委員長:鈴木基行)では,コンクリートの耐久性に関す る研究の動向および耐久性に影響を及ぼす各種要因ごとのデータベース フォーマットを作成・提案するため,約2年半の調査・研究活動を進め てまいりました。このたびその成果をコンクリートライブラリーとして 刊行することになりました。つきましては,以下の要領でコンクリート 構造の耐震および耐久性に関する最近の技術に関する講習会を開催しま す。耐震性能および耐久性というきわめて重要な問題を取り扱っており ますので奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。

1.主催 土木学会東北支部
2.期日 2月28日[金]
3.場所 ハーネル仙台 2F「松島」
(〒980-0014 仙台市青葉区本町2-12-7 TEL 022-222-1121)
4.参加費 会員7,000円,非会員10,000円,学生4,000円
(半日の受講でも同額です。なお,テキストは希望者に別途予約販売します。)
5.テキスト
(1)コンクリート標準示方書−耐震性能照査編−(地震波形データCD-ROM付)
販売価格:会員5,670円,非会員6,300円
(2)コンクリート技術シリーズ「コンクリート構造物の耐震性能照査技術の現状」
販売価格:会員1,890円,非会員2,100円
(3)コンクリートライブラリー「コンクリートの耐久性に関する研究の現状とデータベース構築のためのフォーマットの提案」
販売価格:会員1,710円,非会員1,890円(午前の講習では主としてテキスト,(1)を,午後の講習ではテキスト,(3)を使用します。テキスト,(2)は参考資料です。)
6.定員 200名
7.申込方法 A4用紙に「コンクリート技術講習会参加申込」と明 記し,(1)受講者氏名,(2)連絡先住所,(3)電話番号, (4)所属(勤務先),(5)会員種別および,(6)購入希望テ キスト(番号および名称)をご記入のうえ,参加費 およびテキスト代を合わせて銀行振込みまたは現金書 留にて送金し,受領書の写しを貼り付けて土木学会 東北支部に申込んでください。
お願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじ めご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしませ ん。ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受 付いたします。
(2)申込後,やむを得ずキャンセルされる場合は,2月21日[金] までに東北支部宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は,参加費 を徴収させていただきます。
(3)テキストは全て予約販売です。ご希望の方は必ず参加申込みの 際,申し込んでください。
8.申込締切日 2月14日[金]
9.問合・申込先
土木学会東北支部 コンクリート技術講習会係
〒980−0802 仙台市青葉区二日町17−21北四ビル2F
TEL/FAX 022−222-8509
10.プログラム
9:50−10:00開会挨拶
三浦 尚(東北大学)
10:00−11:00耐震性能照査編の改定
鈴木基行(東北大学)
11:00−12:00照査例
遠藤孝夫(東北学院大学)
12:00−13:20昼食休憩
13:20−13:30耐久性報告概要
鈴木基行(東北大学)
13:30−14:00耐久性に関するデータベースの必要性およびデ ータベースフォーマットの概要
久田 真(土木研究所)
14:00−16:30分野別耐久性に関する研究の現状とデータベ ースフォーマットの提案
1)中性化久田 真(土木研究所)
2)塩害宮里心一(金沢工業大学)
3)凍害阿波 稔(八戸工業大学)
4)化学的侵食阿波 稔(八戸工業大学)
5)アルカリ骨材反応久保善司(金沢大学)
6)補修材料久田 真(土木研究所)
7)構造物調査,複合劣化庄谷征美(八戸工業大学)
16:30−16:45耐久性データベースの利用に関する提言および 今後の課題
庄谷征美(八戸工業大学)
16:45−16:50閉会の挨拶
鈴木基行(東北大学)

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