土木学会誌
中部支部

2002年制定コンクリート標準示方書[耐震性能照査編] の発刊ならびにコンクリート構造物の耐震設計法に関する講習会のご案内

2002年制定コンクリート標準示方書[耐震性能照査編]の発刊に伴い,以下の講習会を開催いたします。なお,この講習会では,中部地方に大きな影響を及ぼすと考えられる東海・東南海地震における強震動の特徴や震災の広域性に関する講演と阪神・淡路大震災被害分析小委員会の活動報告も併せて行います。同小委員会の報告内容は,耐震性能照査編を実際の被災構造物に適用し,その有効性を検証するという側面も有しております。奮ってご参加いただきますようご案内申し上げま す。

1.主催 土木学会中部支部
2.期日 3月3日[月]
3.場所 名古屋市工業研究所ホール
(名古屋市熱田区六番町3-4-41,TEL052-661-3161,
地下鉄名城線名古屋港行き「六番町」 3番出口下車徒歩2分)
4.参加費 会員15,000円,非会員20,000円,学生12,000 円(テキスト代込み)
なお,テキストセット(1)〜(3)を持参される方 は,正会員5,000円,非会員9,000円,学生会員 2,000円となりますので,申込みにあたっては,テ キストセットの要・不要を明記してください。
このほか,希望者には地盤震動解析プログラム付 のCD-ROM「阪神・淡路大震災被害分析小委員会の 報告」を別途当日に3,000円で販売いたします.
5.テキスト
(1)コンクリート標準示方書−耐震性能照査編−
1)条文・解説 2)照査例 3)改訂資料 4)地震波形 データCD-ROM
(2)コンクリート技術シリーズ「コンクリート構造物の耐震性能 照査技術の現状」
(3)コンクリート技術シリーズ「阪神・淡路大震災の被害分析に 基づくコンクリート構造物の耐震性能照査方法の検証−解析 手法の適用と比較−」
6.定員 300名
7.申込方法 郵便振替または現金書留にて参加費を払い込むとともに,「第3回講習会」参加申込書(土木学会中部支部ホームページに掲載)に明記のうえ,払込証明書 (払込票や現金書留票など)を添付し,下記宛てに FAXにてお申込みください.
8.申込締切日 2月21日[金]
9.問合先
(社)土木学会中部支部
〒460-0008 名古屋市中区栄2-9-26ポーラ名古屋ビル8F
TEL 052-222-3705/FAX 052-222-3773
郵便振替口座 00800-3-654
口座名:(社)土木学会中部支部
なお,手数料は申込者負担でお願いします。
ホームページ:
http://www.jsce.or.jp/branch/chubu
10.プログラム
時 間 内 容 講演者
10:00−10:10 開会挨拶 土木学会中部支部長
本多 啓
10:00−10:10 耐震性能照査編の改訂と照査例 島弘(高知工科大学)
11:10−12:10 耐震性能照査編の設計用地震動
東海・東南海地震における強震動の工学的特徴と震災の広域性に関する試算
杉戸真太
(岐阜大学)
  昼食休憩  
13:10−14:00 地盤のモデル化
地震動推定手法
地盤振動解析の実例
古本吉倫
(岐阜大学)
14:00-15:00 耐震性能照査技術の現状 中村光(名古屋大学)
  昼食休憩  
15:15−16:25 阪神・淡路大震災の被害分析に基づくコンクリート 構造物の耐震性能照査方法の検証
−解析手法の適用と比較−
梅原秀哲
(名古屋工業大学)
土屋智史
(コムスエンジニアリング)
岩本政巳
(名古屋工業大学)
16:25-16:35 閉会挨拶 土木学会中部支部
幹事長 野田豊範
講師・時間等講演内容が一部変更となる場合がございます.あらかじめ ご了承ください.

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