「コンクリートの塩化物イオン拡散係数試験方法の制定と規準化が望まれる試験方法の動向」および「コンクリートからの微量成分溶出に関する現状と課題」に関する講習会の開催について
コンクリートの塩化物イオン拡散係数試験方法は,2002年制定コンクリート標準示方書において早急に試験方法の制定が必要とされたもので,土木学会コンクリート委員会規準関連小委員会(委員長:梅原秀哲
名古屋工業大学大学院)の中で検討を重ねてきました。さらに,土木学会規準にした方がよいと思われる試験方法の現状把握についても審議してまいりました。一方,コンクリートからの微量成分の溶出に関しては,微量成分溶出に関する調査研究小委員会(委員長:坂井悦郎
東京工業大学大学院)において,現状での問題点および取組み状況を調査し,コンクリートを対象にした溶出試験方法および規制値について検討を行ってきました。
1.
|
主催
|
:
|
土木学会コンクリート委員会 |
2.
|
期日
|
:
|
9月9日[火]9:30−16:30 |
3.
|
場所
|
:
|
(社)日本薬学会長井記念館
〒150-0002 渋谷区渋谷2-12-15
TEL 03-3406-3326
※JR渋谷駅東口より徒歩10分。地図は参加券と一緒にお送りします。 |
4.
|
定員
|
:
|
250名(申込先着) |
5.
|
参加費
|
:
|
会員12,000円,非会員15,000円,学生5,000円(2冊のテキスト資料代を含む) |
6.
|
テキスト
|
:
|
・コンクリート技術シリーズ「コンクリートの塩化物イオン拡散係数試験方法の制定と規準化が望まれる試験方法の動向」
・コンクリートライブラリー「コンクリートからの微量成分溶出に関する現状と課題」 |
7.
|
申込方法
|
:
|
土木学会ホームページhttp://www.jsce.or.jp/event/index.html
から,または学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ,研究事業課宛てFAXにてお申込みください。申込み到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。
*申込みに関してのお願い
(1)申込み締切り前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしません。ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付いたします。
(2)申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。 |
8.
|
申込締切日
|
:
|
9月1日[月]必着 |
9.
|
問合先 |
:
|
土木学会事務局研究事業課(事務局担当:松沼 岳
TEL:03-3355-3559/FAX:03-3355-5278) |
10.プログラム
9:30−9:35 |
開会挨拶
丸山久一(長岡技術科学大学)
|
第1部:コンクリートの塩化物イオン拡散係数試験方法の制定と規準化が望まれる試験方法の動向 |
9:35−9:45 |
規準関連小委員会の活動概要 梅原秀哲(名古屋工業大学)
|
9:45−10:00 |
「コンクリートの塩化物イオン拡散係数試験方法」の概要 武若耕司(鹿児島大学)
|
10:00−10:40 |
電気泳動法によるコンクリート中の塩化物イオンの実効拡散係数試験方法 杉山隆文(群馬大学)
|
10:40−11:20 |
浸せき法によるコンクリート中の塩化物イオンの見掛けの拡散係数試験方法 丸屋 剛(大成建設)
|
11:20−12:00 |
実構造物におけるコンクリート中の全塩化物イオン分布の測定方法 小林孝一(中部大学)
|
12:00−13:00 |
昼食 |
13:00−13:45 |
規準化が望まれる試験方法の動向(1) 溝渕利明(法政大学)
|
13:45−14:30 |
規準化が望まれる試験方法の動向(2) 鎌田敏郎(岐阜大学)
|
14:30−14:45 |
休憩 |
第2部 コンクリートからの微量成分溶出に関する現状と課題 |
14:45−15:00 |
「コンクリートからの微量成分溶出に関する現状と課題」の概要 坂井悦郎(東京工業大学)
|
15:00−15:30 |
コンクリート材料中の微量成分・分析方法・基準 高橋 茂(セメント協会)
|
15:30−16:00 |
コンクリートからの微量成分溶出 岸 利治(東京大学)
|
16:00−16:30 |
試験方法と今後の課題 久田 真(土木研究所)
|
|