土木学会地震工学委員会の地震防災技術普及小委員会では「阪神・淡路大震災の教訓」を活かして,わが国の耐震防災に関する技術水準を高めていくために,耐震の専門家だけでなく,第一線で活躍される設計実務者にも広く地震防災技術を普及することが急務であると考えております。その一環として,比較的経験の少ない若手技術者を対象に耐震設計技術の体系的かつ本質的な理解を目指したセミナーを企画し,平成10年度より開催して多数の参加をいただいております。
本年度は,9月9日,10日に東京で下記のように開催いたします。また10月2日,3日には名古屋で開催する予定です。講師は大学,コンサルタント,建設会社の第一線で活躍されている方々で,若手技術者の先輩に当たる陣容を予定しております。一方通行になりがちな「講習会」ではなく,若手技術者が基本的な知識をじっくり修得できる「セミナー」形式としました。
地震災害の軽減にむけて,道路・鉄道・地下鉄・港湾施設などの土木構造物や上下水道,電力,ガスなどライフラインの設計に携わる技術者各位の積極的な参加を期待しております。ふるってご応募くださいますようご案内いたします。
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主催
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土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会) |
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日時
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9月9日[火]・10日[水](2日間,両日共9:00−19:00) |
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場所
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土木会館AB会議室(新宿区四谷一丁目無番地) |
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内容および予定講師
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耐震設計に必要な以下の項目(各テーマとも講義70分,質問10分) |
1. 設計地震動 |
松田隆(大林組)
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2. ものの揺れ方 |
室野剛隆(鉄道総合技術研究所)・五十嵐晃(京都大学) |
3. 地盤の振動・動的物性 |
木全宏之(清水建設)・福武毅芳(清水建設) |
4. 地盤の液状化・流動化 |
規矩大義(関東学院大学) |
5. 地上構造物の耐震設計法 |
鈴木直人(建設技術研究所)・藤田亮一(日本技術開発) |
6. 地上構造物の非線形動的解析法 |
三木英通(奥村組) |
7. 地中構造物の耐震設計法 |
橘義規(オリエンタルコンサルタンツ)・渡辺和明(大成建設) |
8. 基礎の耐震設計法 |
小阪拓哉(中央復建コンサルタンツ) |
9. 制震・免震 |
山野辺慎一(鹿島建設)・山本一敏(パシフィックコンサルタンツ) |
10. 特別セミナー |
A:構造物の破壊の予測 |
目黒公郎(東京大学) |
B:コンクリート構造物の耐震設計と耐震補強技術 |
大内一(大林組) |
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定員
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50名程度 |
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参加費
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30,000円(テキスト代3,000円を含む,宿泊,昼食代,交通費は含まず) |
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申込方法
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土木学会のホームページhttp://www.jsce.or.jp/event/index.htmlから,また学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定項目(特に行事コード番号)を明記のうえ,研究事業課宛までFAXにてお申込みください。申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。 |
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申込締切日
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8月22日[金](必着)
*申込みに関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしません。
ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付けいたします。
(2)申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますのでお止めください。
(4)テキストのみのご希望の場合は,行事終了後に事務局出版事業課までお問合せください。 |
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問合先 |
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土木学会事務局研究事業課(事務局担当:飯野実/TEL 03-3355-3559) |