土木学会誌
本部募集

「3次元FEM解析の鋼橋設計への適用に関する研究 小委員会」委員の公募

鋼構造委員会では,以下の小委員会を新たに設置いたします。この小委員会活動に参加いただける方を募集いたしますので,奮ってご応募い ただくよう,ご案内いたします。
1. 委員会名称
3次元FEM解析の鋼橋設計への適用に関する研究小委員会(委員 長 山口栄輝(九州工業大学),幹事長 奥井義昭(埼玉大学))
2. 目 的
現行の鋼橋の設計で用いられている解析手法は,はり理論や格子 桁理論をもとにしている。これらの解析法では,計算の簡便性も重 視され,多くの仮定が用いられている。そのため,解析精度は必ず しも高くなく,実橋で計測された応力値が設計時の値を大きく下回 ることも珍しくない。一方,近年のコンピュータ技術の進歩は目覚 しく,はり理論や格子桁理論に基づく解析法が開発された数十年前 に比べると,コンピュータの利用環境は著しく改善されている。ま た,有限要素法の発展も著しく,多様な機能を備えた有限要素法プ ログラムが数多く販売され,容易に実施できる環境が整っている。
以上の状況を踏まえれば,設計で用いる解析法を再考する時期に 来ていると考えられる。3次元有限要素解析を積極的に取り込んだ 設計法が開発されれば,鋼橋の設計は数段合理的になり,建設費削 減にもつながることが予想される。このような観点から,本研究小 委員会では,3次元FEM解析をベースとした設計法についての検討 を行う。
3. 活動期間  : 2年間
4. 応募締切日: 4月末日
5. 応募方法
本委員会に参加を希望される方は,奥井幹事長宛てに,(1)氏名, (2)所属,(3)連絡先,(4)特に興味のある検討事項をE-mailあるい は,FAX,にてご連絡ください。
埼玉大学工学部建設工学科 奥井義昭
〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255
E-mail:okui@post.saitama-u.ac.jp
FAX 048-858-7374

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