● 期日 | : | 7月14日(水) |
将来の鉄道の有るべき姿と発展を目指して,構造工学委員会鉄道構造小委員会(委員長角 知憲(九州大学))では,鉄道施設に関する
力学的問題を中心に,基礎研究と応用技術の融合をはかり,この分野の
学術の進展に資することを目指しています。
このために重点課題を選んで線路研究のグランドデザイン研究会,地方鉄道研究会,地震時における走行性能研究会,鉄道用新構造盛土研
究会,という4つの研究会を設置して活動を行ってきました。特に,「線
路研究のグランドデザイン」研究会においては,2025年を念頭に鉄道
のあるべき姿を想定し,研究が必要な事項を提示しました。現在は,こ
れまで必要性が明らかにされてきた「新形式鉄道貨物輸送のための技術
開発」「減圧トンネルを含む新形式高速鉄道」「鉄道線路研究のデータベ
ース拡充」の3研究会を立ち上げ,また2004年全国大会においてパネ
ルディスカッション「サステナブルモビリティに向けた鉄道のグランド
デザイン」を主催するなど,さらなる発展を目指しております。
そのような状況を踏まえ,研究,開発,調査の成果を分野横断的に議論することを目的に,第8回鉄道力学シンポジウムを下記の要領で開催
いたします。なお論文/報告は公募により,すべて査読されます。
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● 講演内容(案) ○論文/報告(題目,順序は変更されることがあります)
・曲線部内軌道側レールにおける波状摩耗とスティック・スリップ特性に関する研究
・レール波状摩耗の光学的測定の試み
・レール波状摩耗の基本メカニズムとその検証
・曲線通過実験が可能な鉄道台車用回転試験機の開発とその応用
・正弦波地震載荷時の道床砕石粒子の局所的な運動エネルギー特性
・MTT作業計画支援システムの実用化への取り組み
・レール継目部で生じる輪重変動に関する一考察
・負荷決定逆解析による鉄道軌道の健全性評価手法の提案
・列車走行荷重を受けるトンネル・地盤系の動的応答解析
・新幹線高架軌道からの列車振動の発生と地盤内振動伝播性状
・鉄道用トラスの縦桁のたわみが下横構連結部に及ぼす影響
・鉄道橋脚における健全度判定法の適用について
○成果報告
「線路研究のグランドデザイン」「地方鉄道研究会」の講習会を兼ねます。
○特別講演
ディーゼル自動車の環境負荷改善(仮題)
小高松男((独)交通安全環境研究所理事)
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● 参加方法 参加申込みは当日会場でお願いいたします。事前の申込みは不要です。参加費は3,500円です。
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● 詳細 講演順序,時間割等は,土木学会ホームページおよび土木学会メー
ルニュースでご連絡いたします。
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● 問合先 (財)鉄道総合技術研究所軌道力学研究室 石田 誠
TEL 042-573-7291 E-mail:mako@rtri.or.jp
東日本旅客鉄道開R東日本研究開発センター小野重亮
TEL 048-651-2389 E-mail:shigeaki-ono@jreast.co.jp
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