土木学会誌
行事本部

8.鋼構造委員会 鋼構造イブニングセミナー開講 のお知らせ(第1回)「疲労基礎講座」
行事コード:E458
略称:1回鋼構造イブニング


● 日時 9月14日(火)17:00−19:40
9月16日(木)17:00−19:30
9月22日(水)17:00−19:40
● 応募締切 8月31日(火)必着
近年,土木学会内では土木技術者の生涯学習の必要性が強く叫ばれ,具体的な生涯教育プログラムが策定,実行され成果をあげつつあります。 鋼構造の分野でも,構造物の多様化や性能設計に代表される設計法の変 化,製作・架設工法の技術革新,維持管理技術の重視,ライフサイク ルコストの縮減要請への対応等々,技術者がカバーすべき専門技術領域 やその深度が急激に拡大しつつあることから,常時最新の技術を習得し 実務に反映する必要があると考えられます。
最新・最先端技術に関しては鋼構造委員会の小委員会で時宜を得たテーマについて調査研究が行われ,委員会活動中の中間報告あるいは終了 後の活動報告としてシンポジウム等で紹介,報告されCPDポイントとし て生涯教育に活かされております。しかし,これらの小委員会活動は比 較的専門性が高く,シンポジウムの内容も開発研究的な要素が多いこと から中級,上級技術者を対象とした継続教育プログラムとも位置付けら れます。一方,初級,中級技術者や上級技術者でも専門分野外の基礎 技術の習得を目的とした継続教育を目的とした講習会は残念ながら意外 に少ないのが現状でした。
このような背景から,鋼構造委員会では新たに鋼構造継続教育推進小委員会を設置し,鋼構造関係技術者が保有すべき最新の技術情報を整 理し,鋼構造委員会の活動成果を核にそれらの周辺技術を含めた形で関 係技術者が習得できる基礎技術講座を開設することになりました。最新 のトピックス的な技術課題を対象に基礎技術から最新技術情報までを, その分野の専門の技術者,研究者に講師をお願いし,わかりやすく解説 していただけるような講座を目指した企画に努めました。
本講座では,日常業務が忙しく講習会を聴講したいが時間がとれないなどのお悩みをお持ちの方にも積極的に御参加いただけるよう,夕方に 開講するイブニングセミナー形式とし1テーマを複数回に分けてご希望 の講座だけでも聴講いただけるよう配慮いたしました。
今回はその第1回目の講座として,鋼構造分野で非常に関心の高い「鋼構造物の疲労」をとりあげ,疲労強度の基礎知識から設計,施工, 維持管理までを短時間に習得できるプログラムといたしました。鋼構造 物の疲労をこれから勉強したい方,現在疲労関連の課題をお持ちで悩ま れている方などふるってご参加ください。(本技術講座は土木学会認定 CPDプロクラムです)
● 主催 土木学会(担当:鋼構造委員会鋼構造継続教育推進小委員会)
● 参加費 正会員:6,000円,学生会員:4,000円,非会員 :8,000円(テキスト代を含む)(3日間通しての費 用となります。)
● 定員 80名程度
● プログラム
(1)第1夜 9月14日(火)
  17:00−17:10開講の挨拶

  17:10−19:40疲労設計と設計例(道路橋)
講師 森  猛(法政大学)・名取 暢(横河ブリッジ(株))
(2)第2夜 9月16日(木)
  17:00−19:30疲労損傷事例と対策(道路橋,鉄道橋)
講師 阿部 允((株)BMC)・村越 潤((独)土木研究所)
(3)第3夜 9月22日(水)
  17:00−19:30疲労対策,疲労耐久性の向上方策
講師 若林 登(首都高速道路公団)
・町田文孝((財)首都高速道路技術センター)
  19:30−19:40閉講の挨拶

● 申込方法
学会誌綴込みもしくは土木学会ホームページ内(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の「本部行事参加申込書」に参加者お一人につき1枚にて必要事項をご記入のうえ(特に行事コード番号)「参加申込先」までお申込みください。申込書到着後10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。
※申込みに関してのお願い
(1)申込み締切日前に定員に達している場合がございますのでご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしません。ただし,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付いたします。
(2)お申込み後,キャンセルをされる場合,開催日の1週間前までに「問合先」にご連絡ください。ご連絡がない場合,参加費を徴収させていただきますのでご了承ください。
(3)お申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますのでお断りいたします。
(4)テキストのみご希望の場合は,行事終了後に出版事業課までお問合せください。
● 問合先
土木学会研究事業課丸畑 TEL 03-3355-3559
E-mail:maruhata@jsce.or.jp

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