土木学会誌
行事その他

6.橋梁の耐風設計に関する講習会
行事コード:E463
行事略称:橋梁耐風設計講習会


● 開催日時 9月28日(火)14:00−18:10
土木学会構造工学委員会の「耐風工学連絡小委員会」(委員長:九州 工業大学教授 久保喜延)では,耐風工学に関する情報の伝達を目的 とした活動を行っています。その一環として,2003年と同様に,講習 会を開催します。ある程度の長大橋であれば,その耐風性を検討する必 要が生じますが,一般の橋梁設計者は耐風設計に携わる機会が少ないた め,耐風設計の必要性を想起できない状況が生じている可能性がありま す。そこで本講習会は,橋梁の耐風設計において広く利用されている道 路橋耐風設計便覧における設計の考え方や背景を解説することにより, 耐風工学を専門としない一般の設計者に耐風設計の考え方や必要性を理 解してもらうことを目標としています。あわせて,橋梁耐風設計規準の 国際化研究小委員会がとりまとめて出版した「橋梁の耐風設計」をテキ ストとして,最近の技術やその適用例についても解説することとしまし た。テーマを絞り,十分な質問時間を取れるようにしておりますので, ふるってご参加いただきますようご案内申し上げます。
● 応募締切 9月14日(火)
● 主催 土木学会(担当:構造工学委員会耐風工学連絡小委 員会)
● 場所 土木学会「土木会館」2階A会議室(新宿区四谷1丁目(外濠公園内))
● 定員 50名程度
● 参加費 無料。ただし講習会のテキスト「橋梁の耐風設計− 基準と最近の進歩」(構造工学シリーズ12,土木学 会発行,定価2,415円,会員特価:2,180円)を 会場にて販売します。
● 申込方法
学会誌綴込みもしくは土木学会ホームページ内(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の「本部行事参加申込書」に参加者お一人につき1枚にて必要事項をご記入のうえ(特に行事コード番号)「参加申込先」までお申込みください。申込書到着後10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。
※申込みに関してのお願い
(1)申込み締切日前に定員に達している場合がございますのでご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしません。ただし,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付いたします。
(2)お申込み後,キャンセルをされる場合,開催日の1週間前までに「問合先」にご連絡ください。ご連絡がない場合,参加費を徴収させていただきますのでご了承ください。
(3)お申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますのでお断りいたします。
(4)テキストのみご希望の場合は,行事終了後に出版事業課までお問合せください。
● プログラム
14:00−14:10委員長挨拶
久保喜延(九州工業大学)
14:10−15:00橋梁に生じる対風応答現象とその予測(動画を使った現象の説明と応答予測手法の紹介)
勝地 弘(横浜国立大学)
15:00−15:10休憩
15:10−16:00道路橋耐風設計便覧における耐風設計の考え方(推定式を用いた耐風設計の位置づけ,照査風速の考え方,渦励振振幅の推定式等,便覧の規定の背景の説明)
佐藤弘史(土木研究所)
16:00−16:10休憩

16:10−16:40建設コンサルタントからみた耐風設計(耐風設計におけるコンサルタントの役割,耐風設計便覧の活用法)
臺原 直((株)長大)
16:40−17:10耐風設計の事例(風洞実験等を用いた実際の耐風検討,制振設計例の紹介)
風間浩二(住友重機械工業(株))
17:10−17:20休憩
17:20−18:10ストーンカッターズ橋の耐風設計(耐風設計の経緯および制振対策,今後の予定等)
畑中章秀(Hitz日立造船(株))

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