● 委員会名
コンクリート構造物のヘルスモニタリング研究(328)小委員会
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● 委員会構成
委員長 呉智深(茨城大学) 幹事長 勝木太(芝浦工業大学)副幹事長 柴慶治(清水建設),他
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● 申込・問合先
芝浦工業大学工学部土木工学科 勝木太
〒108-8548 港区芝浦3-9-14
TEL 03-5476-3050/FAX 03-5476-3166
E-mail:katuki@sic.shibaura-it.ac.jp
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● 活動内容
(1)現在までの活動内容
今まで,WG1(各種センシング技術の設計手法に関するWG),WG2(ヘルスモニタリング情報システムに関するWG),WG3
(コンクリート構造物の性能評価に関するWG)のように3つのW
Gに分けて国内外の関連文献や応用事例を系統的に調査するとと
もに,課題の抽出,今後の方向性を導いた。また,委員会委員や
外部講師による話題提供をシリーズ的に実施してきた。これらに
より,ヘルスモニタリングに関する最新研究開発動向および応用
情況をかなり把握できた。また,ヘルスモニタリングの考え方,
センシング技術,システム技術および設計方法に関する分析・整
理・検討を実施し,各種コンクリート構造物への適用性を検討し
てきた。
(2)第二期の活動内容
コンクリート構造物のヘルスモニタリングの構築に向けて,下記のような課題が残されており,引き続き検討されていく必要があ
る。
1)コンクリート構造物のヘルスモニタリングにおけるセンシングシステムの耐久性・長期信頼性に関する評価手法の確立および評価の実施
2)ヘルスモニタリングシステムによるコンクリート構造物の各種性能の評価手法の整理とその標準化に関する検討
3)構造ヘルスモニタリングによる構造物の性能評価と各種検査(精査)技術による構造物の診断との相互関係および体系化に関する検討
4)構造ヘルスモニタリングによる構造物の長寿命化およびLCC低減に関する評価手法に関する検討
本委員会では平成14年9月〜16年8月までの成果をもとに,上記の4つの課題に焦点を絞って調査・整理・検討を行い,インフ
ラ構造物,特にコンクリート構造物のヘルスモニタリングシステ
ムの設計手法およびそれによる各種代表構造物の性能評価手法の
確立と標準化に寄与する。
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● 活動期間: 2年間 |