● 日時 | : | 2005年1月25日(火)9:00−18:10 |
地震時の地盤応答は耐震設計で対象とする多くの構造物の応答に大きな影響をおよぼすものであり,地盤を専門とする技術者だけではなく,
土木構造物の耐震設計に携わる全ての実務者にとって,正確な評価・認
識が不可欠です。
しかし,地盤の地震応答解析では,使用するパラメータの具体的な設定方法や,解析結果の評価方法については,教科書・参考書類を読ん
でもわからない部分が多く,経験的な判断や評価が必要とされています。
これに対して,近年使い勝手の良い耐震設計プログラムが整備され,地
盤の特性や地震時の地盤応答に関する十分な理解がなくても計算結果が
容易に得られ,これをもとに重要な設計上の判断がなされる可能性も危
惧されます。
このような背景を踏まえると,特に実務で耐震設計に携わっておられる若手技術者や初心者の方々が,地盤の動的解析に関する理論背景や
基礎知識,さらに正しい適用事例を習得することは地震防災技術の普及
という観点からきわめて重要であると考えられます。
講習内容は実務におけるノウハウの習得という観点に重きをおいて,実務の経験が豊富な講師陣による適切な適用事例を含んだ内容としまし
た。質疑応答が活発になされるように,受講者数はやや少数に設定しま
した。
ふるってご参加くださるようご案内申し上げます。
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● 主催 | : | 土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会) |
● 場所 | : | 土木会館AB会議室(新宿区四谷1丁目外濠公園内) |
● 内容および予定講師(各テーマとも講義90分,質疑は適宜) 1.動的解析入門:青地知也(開発工営社)
2.地盤の動的解析:福武毅芳(清水建設)
3.地盤動的解析の実施事例
3-1 等価線形解析の解析条件が応答結果に及ぼす影響:濱野雅裕(日本技術開発)
3-2 液状化判定への適用事例:池田隆明(飛島建設)
3-3 地中構造物の耐震設計への適用事例:渡辺和明(大成建設)
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● 定員 | : | 40名 |
● 参加費 | : | 正会員6,000円,非会員7,000円(宿泊,昼食代,交通費は含まず) |
● 申込方法 土木学会HPよりお申込みください。http://www.jsce.or.jp/event/activeまたは,「本部行事参加申込書」に所定事項を明
記の上,土木学会事務局研究事業課宛FAX(03-3355-5278)
にてお申込みください。ただし,「現金書留」にてお申込みの場合
は,直接「本部行事参加申込書」を現金封筒に同封の上お送りくだ
さい。申込書到着後,10日前後にて折り返し参加券をお送りいた
します。
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● 申込締切日 | : | 2005年1月14日(金)(必着) |
● 問合先 土木学会事務局研究事業課 今村玲子
TEL 03-3355-3559
E-mail:imamura@jsce.or.jp
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