土木学会誌
共催本部

17.第54回理論応用力学講演会(NCTAM 2005)概要


● 開催日 2005年1月25日−27日(火−木)
● 場所 日本学術会議講堂(港区六本木7丁目22-34)
日本学術会議主催「理論応用力学講演会」は力学に関する最も権威 ある世界の組織IUTAMの開催する国際会議の国内版として開催されて きました。力学が細分化する中で,各々の分野の先端的研究を集めて, 幅広い力学研究の動向を確かめ合うことが本講演会の目的です。本年度 も,多くの力学の共通語を中心としたオーガナイズド/一般セッション とパネルディスカッションを組み,ご要望にお応えしたいと存じます。 皆様の多数のご参加をお待ちしております。
● 開催要項
T挨拶(1月25日(火)13:00−13:15)
日本学術会議メカニクス・構造研究連絡委員会
理論・応用力学専門委員会委員長     上谷宏二
第54回理論応用力学講演会運営委員長     矢富盟祥
U特別企画
●特別講演
1月25日(火)13:15−14:15
弾塑性構成式の歴史と今後の展望     橋口公一(九州大学)
1月26日(水)13:15〜14:15
地震動を非定常確率過程としてモデル化するための課題と新しい試み
―時間周波数解析によるモデル化とランダム振動解析への応用―     佐藤忠信(京都大学)
1月27日(木)13:15−14:15
シミュレーションベースの船型設計     日野孝則(海上技術安全研究所)
●パネルディスカッション
1月25日(火)14:30〜17:00
PD1. 西岸域における海流の変動力学
モデレータ:柳 哲雄(九大応力研)
パネリスト:郭 新宇(愛媛大),日向博文(国総研),尹宗煥(九大応力研),吉川 裕(九大応力研)
1月25日(火)14:30−17:00
PD2. これからの計算プラットフォーム
モデレータ:姫野龍太郎(理研)
パネリスト:姫野龍太郎(理研),古井利幸(NEC),追永勇次(富士通),池井 満(インテル)
1月26日(水)14:30−17:30
PD3. 多相系流体の凝集構造とレオロジー
モデレータ:増子 徹(山形大)
パネリスト:神谷秀博(東京農工大),高橋雅興(京都工芸繊維大),森 教安(阪大),大坪泰文(千葉大),増子 徹(山形大)
1月26日(水)14:30−17:00
PD4. 防災・危機管理の計算力学
モデレータ:樫山和男(中央大)
パネリスト:堀 宗朗(東大地震研),今村文彦(東北大),新野 宏(東大海洋研),竹内則雄(法政大),青木尊之(東工大),目黒公郎(東大生研)
V研究発表
●オーガナイズドセッション(合計252件)
テーマ(講演件数)/オーガナイザ
OS.1 多相流のマルチスケールダイナミックス(10件)/梶島岳夫(阪大),高木 周(東大)
OS.3 ブラフな物体の空力関連問題(21件)/松本 勝 (京大),田村幸雄(東京工芸大)
OS.4 渦運動の多様性(15件)/福本康秀(九大)
OS.5 機械工学における計算力学の拡がり(10件)/萩原 世也(佐賀大),岡田 裕(鹿児島大),東藤 貢(九大応力研)
OS.6 金融工学の新展開(9件)/篠原能材(四国大),中 村信弘(一橋大),石井昌弘(大東文化大)
OS.7 逆問題・非適切問題の解析手法の確立(14件)/今 井仁司(徳島大),磯 祐介(京大)
OS.8 流体問題に関わる数値解析手法の発展(12件)/大 森克史(富山大),畑上 到(金沢大)
OS.10 構造同定(11件)/星谷 勝(武蔵工大),村上 章(岡山大)
OS.11 移動境界流れの力学(14件)/藤田一郎(神戸大), 泉典洋(東北大)
OS.12 ナノテクと数理の融合(6件)/安田英典(三菱総 研),中村正彰(日大)
OS.13 構造物の制振(震)・免震(13件)/渡辺 亨 (日大),古屋 治(都立工専)
OS.14 構造物の最適設計・逆問題(7件)/竹脇 出(京 大)
OS.15 結晶塑性論の新展開(9件)/黒田充紀(山形大), 大橋鉄也(北見工大)
OS.16 Eulerian/Fictitious/eXtended FEM(7件)/ 岡澤重信(広大),野口裕久(慶大),山田貴博(横国大)
OS.17 複雑流体の構造とレオロジー(22件)/四方俊幸 (阪大),増渕雄一(東京農工大)
OS.18 交通・物流シミュレーション(7件)/大和裕幸 (東大),桑原雅夫(東大)
OS.20 先端機能材料・構造システムのメゾメカニックス (10件)/成田史生(東北大),真田和昭(富山県立大)
OS.21 大気と海洋の流体力学(15件)/新野 宏(東大 海洋研),松田佳久(東京学芸大),和方吉信(九大応力研)
OS.22 不連続性体の計算力学(15件)/竹内則雄(法政 大),越塚誠一(東大),酒井 譲(横国大)
OS.23 固体の破壊現象(15件)/廣瀬壮一(東工大)
OS.24 フェーズフィールド法の新展開:組織・形態創生か ら連続体力学への応用まで(9件)/中谷彰宏(阪大),上原拓也(京大)
OS.2 欠番,OS.9はOS.10に統合,OS.19はOS.3に統合
●一般セッション(合計38件)
固体力学,固体動力学,流体力学,固体流体連成問題,計算力学,数値解析・一般
● ホームページ 本講演会に関する詳細・最新情報は,http://www.jsce.or.jp/nctam/に掲載されています。
● 参加申込方法 会期中,会場にて参加申込を受け付けます。直接ご来場ください。
● 参加費 無料
● 講演論文集 当日会場にて有料(8,000円)にて頒布いたします。
● 問合先
講演会実行委員会幹事 寺田賢二郎(東北大)
TEL 022-217-7417/FAX 022-217-7127
E-mail:tei@civil.tohoku.ac.jp

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