土木学会誌
行事本部

cpd3.「原子力発電所屋外重要土木構造物の耐震性能照 査指針」の改訂に関する講習会

行事コード:E522

原子力土木委員会耐震性能評価部会(主査:丸山久一長岡技術科学大学副学長)では、平成14年5月に刊行された「原子力発電所屋外 重要土木構造物の耐震性能照査指針・マニュアル」を改訂するため、鉄筋コンクリート工学、耐震工学、地盤工学などさまざまの学識経験 者に委員として参画して戴き、平成14年10月〜17年3月までの3か年の委員会活動を行いました。その活動成果として、このたび、「原子力 発電所屋外重要土木構造物の耐震性能照査指針・マニュアル」の改訂版を刊行する運びとなりました。
改訂のポイントは、(1)強震時の地盤の応答解析に用いる地盤モデルの適用性の検討、(2)鉛直地震動が時刻歴波形として与えられた場合、 その取り扱い方法の検討、(3)せん断の照査における安全係数の検討、(4)より合理化されたせん断耐力評価手法の検討などで、それぞれの検討結果に基づいて、指針・マニュアルの記述を改めました。
本指針・マニュアルは、性能照査の考え方を取り入れ、原子力発電所における埋設された土木構造物の要求性能を明確にし、地盤と鉄筋 コンクリート構造物の連成挙動を考慮した非線形時刻歴応答解析を採用した照査方法とするなど、大きな特徴を有しております。
発電所における埋設施設の設計に携わる技術者のみならず、埋設構造物一般の設計業務に携わる方々にも広く利用していただくことを願 って、本講習会を企画いたしました。
つきましては、技術者、研究者をはじめとする関係諸氏の多数のご参加をお願い申し上げます。
● 主 催 (社)土木学会 原子力土木委員会
● 日 時 2005年6月2日(木)13:00−16:30
● 会 場 土木学会講堂(新宿区四谷1丁目無番地 TEL:03-3355-3559 研究事業課)
JR中央線 四谷駅より徒歩3分
案内はhttp://www.jsce.or.jp/map/frameset.htmを参照ください。
● 参加費 5,000円
● 定 員 150名程度(先着順)
● 申込方法
学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記の上、研究事業課宛FAXにてお申し込みください。 申込到着後、1週間前後にて折り返し「参加券」をお送り致します。
※申込に関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお、締切日以降の事前受付は致し ません。ただし、定員に余裕がある場合には、行事当日に会場にて受付致します。研究事業課(保科)までお問い合わせください。
(2)申込後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、必ず開催日の3日前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場 合は、参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込をされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
● 申込締切日 2005年5月27日(金)[必着]
● 参加申込先 FAX:03-3355-5278(参加申込専用)
● 問合せ先 土木学会事務局研究事業課(担当:保科)
TEL:03-3355-3559
● プログラム
13:00−13:10
耐震性能照査部会主査挨拶 丸山久一主査
13:10−14:10
基調講演 井合 進(京都大学教授)
14:10−14:20
耐震性能照査指針・マニュアル改訂の概要
14:20−15:00
地盤のモデル化について
15:00−15:20
鉛直地震の取り扱いについて
15:20−15:30
休憩
15:30−16:10
曲げ・せん断の照査方法について
16:10−16:30
照査例について

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