南海トラフでの地震および津波の被害が懸念されるなか、また、昨年のスマトラ沖地震・インド洋大津波の大被害を受けて、津波に関する被害推定や軽減技術の開発は不可欠の検討項目となっています。本小委員会では、土木学会での横断的な組織をつくり、津波予測技術の開発（発生：地震、地滑り、伝播、遡上）、被害推定・軽減技術（浸水域、流体力、家屋強度、インフラ、避難・情報）の開発を進める枠組みをつくることとします。

活動は、年4回程度の小委員会とE-mailによる議論を通して行われる予定です。例として、以下のようなテーマを予定しています。

(1)総合的な被災シナリオ

(2)動的な津波外力

(3)外力と被害発生

(4)推定被害に対する有効な減災対策

(5)復旧・復興対策のシナリオ

上記以外にも、委員からの提案によりさまざまなテーマを取り上げます。ただし、委員会出席のための交通費等は支給されません。

本小委員会に応募される方は、(1)氏名、年齢、所属、連絡先住所、電話番号、FAX番号、E-mailアドレス、(2)本小委員会で取り組みたい内容のキーワード（20字程度）を記入し、下記申込先までお送りください。

事務局担当：今村玲子

TEL：03-3355-3559（内線252）／FAX：03-5379-2769

E-mail：imamura@jsce.or.jp