● 主 催 |
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建設ロボット研究連絡協議会
(社)土木学会、(社)日本建築学会、(社)日本ロボット学会、(財)先端建設技術センター、(社)日本建設機械化協会、(社)日本ロボット工業会 |
● 会 期 |
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2005(平成17)年7月26日(火)
第一部(講 演) 13:30〜17:40
第二部(懇親会) 17:50〜19:30 |
● 会 場 |
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(社)日本建築学会 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20、TEL:03-3456-2051)
JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)徒歩3分 |
● 参加費 |
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5,000円(懇親会は主催者招待のため無料です) |
● 定 員 |
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150名(定員になり次第締め切らせていただきます) |
● 趣 旨
今般、建設ロボット研究連絡協議会が中心となり建設ロボット関
連6団体共催による「建設ロボットフォーラム2005 災害と安全−自
動化・ロボット化の役割−」を開催することになりましたので、ここ
にご案内申し上げます。
我が国におけるロボット技術(RT)、情報処理技術(IT)などの急
速な進歩は、従来きわめて困難とされていた建設工事の分野におけ
る高度な自動化・ロボット化の実現を可能にしました。
また、建設分野における自動化・ロボット化への着実な歩みのも
と、建設ロボットに対する社会的ニーズも高まり、現在はその特長
を生かした効果的な活用が強く望まれています。
このような背景のもと、わが国における土木・建築をめぐる諸問
題を踏まえて建設分野へのロボット導入の課題と将来を展望いたし
ます。
今回のフォーラムでは、「災害と安全」をテーマとして建設ロボット
への適用が期待される最先端の技術研究の現状とその成果につい
て、我が国の当該分野の研究を代表する先生方にご講演をいただ
きます。
さらに、特別講演として(独)産業技術総合研究所の比留川博久氏
に「愛・地球博次世代ロボット実用化プロジェクト」と題してご講演
いただく予定です。
関連する各分野における関係各位の積極的なご参加をいただき
ますよう、お願い申し上げます。
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● プログラム
(都合により講演題目等の一部変更があることをお断りいたします)
<第一部:講演> |
13:30〜13:35 |
開会挨拶(嘉納成男 建設ロボット研究連絡協議会
会長/早稲田大学) |
13:35〜14:35 |
特別講演 −次世代ロボット−(60分)
題目:愛・地球博次世代ロボット実用化プロジェクト
講師:比留川博久氏((独)産業技術総合研究所知能システム研究部門副研究部門長)
概要:次世代ロボットの実用化を目指して、NEDO技術開発機構が愛・地球博で実証試験を実
施しているプロジェクトの概要を紹介する。2010年の実用化を目指したロボットとしては、掃除ロボット、警備ロボット、接客ロ
ボット、チャイルドケアロボット、インテリジェント車椅子、また2020年の実用化を目指したものとしては60体以上のロボットを開発している。
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14:35〜15:15 |
−国土交通省総合技術開発プロジェクト−(40分)
題目:国土交通省総プロ
−ロボット等によるIT施工システムの開発−
講師:山元 弘氏((独)土木研究所技術推進本部先端技術チーム主席研究員)
概要:情報通信技術の進展を踏まえ、3次元情報活用を一般施工現場で現実化する方策や施工
支援、建設機械の一部自律動作の基盤技術について、国土技術政策総合研究所と土木研究
所で進めている国土交通省総プロでの取組を紹介する。
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15:15〜15:30 |
休憩(15分) |
15:30〜16:10 |
−災害と安全−(40分)
題目:災害復旧と自動化・ロボット化への期待
−中越地震復旧現場からの報告−
講師:新田恭士氏(国土交通省北陸地方整備局施工
企画課長)
概要:昨年度、北陸地方を襲った新潟・福島豪雨、
新潟県中越地震における復旧作業の経験を基
に、建設機械等の有効活用の視点から、今後
の災害復旧における参考となりうる事例など
について紹介する。
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16:10〜16:50 |
−災害と安全−(40分)
題目:災害復旧と無人化施工
−無人化施工技術の現状と建設ロボット−
講師:茶山和博氏((株)フジタ土木本部執行役員)
概要:1993年雲仙・普賢岳の火山災害の早期復旧に向け、導入された無人化施工技術は復旧工
事に伴い飛躍的な進展を遂げた。ここでは、無人化施工技術の開発経緯と現状並びに緊急性に有効な建設ロボットについて述べる。
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16:50〜17:30 |
−災害と安全−(40分)
題目:建築を地震から守る−構造性能向上技術の将
来・スマート建築構造−
講師:緑川光正氏(北海道大学大学院工学研究科教授)
概要:スマート建築構造システムは、材料や構造形式などの新しい技術を積極的に応用し、構造
体自身が荷重・外乱などに適応して安全性や使用性などの構造性能を効果的に発揮できる
ように計画されたものである。この実現のための、劣化・損傷の検知技術、性能の診断技術、外乱の影響の制御技術など、各種要素技
術を総合した建築構造システム開発について紹介する。
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17:30〜17:40 |
ISARC 2006 開催のご案内(新井健生/大阪大学) |
<第二部:懇親会> |
17:50〜19:30 |
懇親会(於:ホワイエ) |
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● 事務局・問合せ先・申込先
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館
社団法人日本ロボット工業会 建設ロボットフォーラム事務局
TEL:03-3434-2919 FAX:03-3578-1404
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