土木学会誌
行事本部

cpd5.国際セミナー「土木工学における計算力学手法の新 展開」

近年のコンピュータのハードウェアの飛躍的な性能向上により、土 木工学における計算力学への期待はますます高まっています。一方で、 土木工学において対象とする構造物や自然環境にはさまざまな不確実 性が含まれており、かつ、扱う空間、時間スケールも広範囲にわたり ます。したがって、計算手法の向上のみならず、モデル化も含めた、総 合的な計算力学手法の発展と新たな展開が必要とされています。
応用力学委員会計算力学小委員会(委員長樫山和男中央大学教 授)では、土木工学が抱えるさまざまな問題の中で、計算力学的なアプ ローチによる解決が可能な問題に関する最先端の計算力学の研究動 向を調査してまいりました。この活動に基づき、国際セミナー「土木工 学における計算力学手法の新展開」を開催いたします。会員・非会員 を問わず、多数の方々のご参加をお待ちしております。なお、招待講演 は英語、講習会は日本語で行います。また、本セミナーはCPDプログ ラムです。

● 主催 土木学会応用力学委員会および計算力学小委員会 
● 期日 2005年8月26日(金)
● 場所 中央大学後楽園キャンパス5号館講義室
地下鉄丸の内線・南北線「後楽園」駅より徒歩5分、三田線
・大江戸線「春日駅」より徒歩7分。下記のホームページをご参照ください。
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/k_map.html
● 定員 120名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
● プログラム
9:30 開会挨拶
応用力学委員会委員長 岸野佑次(東北大学教授)
計算力学小委員会委員長 樫山和男(中央大学教授)
9:40〜10:40 招待講演1
Prof. Djordje Peric(ウェールズ大学スワンジー校)
演題:Computational Strategies for Fluid-Structure Interaction Problems
10:50〜11:50 招待講演2
Prof. Frank Molkenthin(ベルリン工科大学)
演題:From Computational Mechanics to Information Based Modelling, Simulation and Analysis in Civil Engineering
11:50〜13:00 休 憩
13:00〜15:00 講習会
マルチスケール解析手法
(東北大学 斉木功)
マルチフィジックス解析手法
(琉球大学 富山潤)
不連続性体の解析手法
(長岡技術科学大学 山川優樹、清水建設 長谷川俊昭) 境界要素法の高速化・効率化
(京都大学 西村直志、新潟大学 阿部和久)
15:00〜15:20 休 憩
15:20〜17:20 講習会
自由・移動境界問題
(広島大学 岡澤重信、日本工営 桜庭雅明)
メッシュフリー解析手法と一般化有限要素法
(清水建設 櫻井英行、東北大学 寺田賢二郎)
並列計算とハイパフォーマンスコンピューティング
(京都大学 牛島省、産業技術総合研究所 松本純一)
都市・地域のモデリング手法
(中央大学 樫山和男、JIPテクノサイエンス 丹羽量久)
17:20 閉会挨拶
計算力学小委員会幹事長 寺田賢二郎(東北大学助教授)
● 参加費(テキスト代含む)
会員5,000円、非会員6,000円、学生3,000円(下記問合先にFAX またはE-mailで参加者の氏名および連絡先を添えて8/10(水)までにお申し込みのうえ、参加費は当日ご持参ください)
● 問合先 計算力学小委員会幹事斉木功
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-06
東北大学大学院工学研究科土木工学専攻
TEL:022-795-7442/FAX:022-795-7441
E-mail:saiki@civil.tohoku.ac.jp
URL:http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/sacomce/

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