● 小委員会名称 名 称:構造工学に関する先端技術事例研究小委員会
委員長:松本高志(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻)
幹事長:吉田純司(山梨大学工学部土木環境工学科)
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● 小委員会設立の背景と目的 近年、技術の研究・開発・運用をより戦略的かつ効率的に行って
いくことを目的としてMOT系の学科・専攻が工学部などに新設され
てきている。MOTは企業における研究開発、知財管理、マーケテ
ィングなどを俯瞰し、技術経営を効率的に行い技術・製品・企業の
競争力を向上させるものということができる。
MOTの教育は、原理原則に基づく教育以外に、事例ベースのやり方があって、それを両輪とする形となっている。個々の事例に依
存することは避けられないが、複数のケースを修得することにより
実際の事例に適用を図るものである。
構造工学においても、開発、計画、設計、施工、維持管理におけ
るさまざまな事例において暗黙知が存在しており、これらを形式知化することにより、従来の構造力学・構造設計などの講義を補完す
る形で有用な事例集が整備できるものと考えられる。特に初学者や若手エンジニアに、各分野の実状況の概要、ならびに理論と現
場での技術内容との対応やその差異を、事例を通して理解させることが可能となる。また、今後、各分野での研究・技術開発を行う
うえで、過去の事例を遡及的に分析することにより戦略的・効率的なプランを構築することができる。
そこで、本小委員会では、構造工学分野における先端技術を対象
に事例を収集し、技術開発戦略の検証と議論を行って、これを報告書としてまとめる。
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● 活動内容 ・構造工学の先端技術開発事例を詳しく概観できる講師を招き、事
例収集を小委員会で行う。
・この数十年間にわが国の構造先端技術の開発・実用化事例を研
究対象とすることで、将来の技術開発戦略について議論を行う。
・最終的には、構造工学の先端技術事例を紹介する報告書を作成
し、講習会を行う。
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● 活動期間と開催方法 2005年9月(予定)から2年間とし、2ヶ月に1回程度の開催とする。
旅費等の活動費の支給は行わない。E-mailによる連絡・討議を活用する。
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● 募集人員 | : | 20名程度 |
● 応募方法 本委員会に応募される方は、(1)氏名、年齢、所属、連絡先住所、
電話番号、FAX番号、E-mailアドレス、(2)応募理由、本委員会で取り組みたい内容のキーワード(20語程度)、現在の主たる研究・業務
の概要をA4用紙1枚に記入のうえ、2005年8月31日(水)までに下記申込先までお送りください。E-mailに添付していただく形式でも構
いません。なお、委員の選任にあたっては、委員会の運営上、応募理由、提案内容および委員構成割合を考慮させていただき、応募
者多数の場合にはご参加いただけないこともありますので、あらかじめご了承ください。
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● 申込先 | : | 山梨大学 吉田純司 |