土木学会誌
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海外環境教育に関する小委員会 第7回途上国の環境問題を見て考える 全国学生ツアー(平成17年度)募集のお知らせ
―タイ・バンコク首都圏とチャオプラヤ川下流域の水環境問題―
研修の目的
海外(発展途上国を主体とする)の環境問題の現場を視察し、現地の技術者や研究者および学生との交流・意見交換を行うことを主目的としています。今回は日本の政府開発援助(ODA)を受けてアジアを代表する大きな経済成長をとげた後に表れた新しい政策課題の一つである環境の保全と再生および防災(水害)に取り組んでいるタイの首都圏バンコクと近郊流域のチャオプラヤの自然・環境および人々の暮らしと文化そして社会の実態を視察・体験する学生ツアーです。学部学生・院生を主対象とし、海外未体験者もチャレンジ精神があればOKのツアーですが、タイの学生と英語で交流しますので事前に英語での簡単なコミュニケーションの準備が必要です。
主   催  :  土木学会(担当:環境工学委員会・海外環境教育に関する小委員会)
研修日時  :  2006年3月6日(月)〜11日(土)(6日間)
募集期限  :  2006年1月31日(火)
対   象  :  全国の大学生、大学院生および教職員
定   員  :  15名程度(原則申込み先着順)
費   用  :  11万円程度
担   当  :  村上雅博、環境工学委員会・小委員長(高知工科大学フロンティア工学教室・教授)募集・総括担当、松下潤、地球環境委員会・副委員長(芝浦工業大学・環境システム学科・教授)現地案内担当
現地協力  :  チュラロンコン大学(環境科工学科・水資源工学科)、アジア工科大学(AIT:都市環境マネジメント学科)
ツアー旅程表
3月6日(月) 成田発/関空発(午後便)⇒ バンコク到着(同夜)、同市泊。
3月7日(火) バンコク市内都市環境問題視察、チャオプラヤ川低湿地帯(クリーク)運河クルーズ、市内新交通システム(スカイトレイン)、市内中心部地盤沈下問題、
チュラロンコン大學交流会(講義):首都圏バンコクの環境問題(チャバリット助教授)、東京・バンコク雨水流出制御システム比較(松下教授、バンコクとアジアの都市環境政策:AIT荒巻教授、
バンコク泊
3月8日(水) バンコク市内都市環境問題視察:バンコク首都圏局(BMA:Bangkok Metropolitan Administration)表敬訪問、ラタナ・コシン下水処理場(BMA)、クルン・カセム都市雨水排水処理場(BMA)、文化施設(ワットプラ・ワットアルン)見学、
バンコク泊
3月9日(木) バンコク市内都市環境問題学生交流ミニツアー(チュラロンコン大學/アジア工科大学学生による現地案内):ゴミ処理・雨水排水・水質汚染、給水施設、等、
チュラロンコン大學土木工学科学生交流会:両国学生間の研究交流・懇親会、
バンコク泊
3月10日(金) チャオプラヤ川中下流域の水管理とアユタヤ(仏教寺院遺跡)見学、深夜:バンコク発
3月11日(土) 日本着(早朝)
参加条件
(1) 全国の大学生、大学院生教職員および土木学会会員。
(2) パスポートの有効期限が半年以上残っていること。
(3) 海外旅行に参加するにあたって心身ともに健康な状態にあること。
(4) 最低限度本ツアーが指定する海外旅行障害保険(6日間)に入ること<3月6日〜11日のツアー対象>。
(5) ツアー集合の日時と場所は、3月6日成田国際空港/関西国際空港(午後出発便を予定)
(6) ツアー解散の日時と場所は、3月11日(夜)バンコク国際空港。
(7) 個人荷物は総量20kg以内でケースの最大サイズは40cm×60cm×20cm以内<国際線機内荷物持込可能範囲>
(8) 事前の勉強<参加予定者には研修ツアー資料をInternet Mailまたは郵便で送ります>と事後の英語での報告書作成が義務づけられます。<基本的に現地ツアー資料および現地説明と学生間交流会は英語で通訳なしに行われます>
ツアー申込み要領および問合先
・ 申込最終期日:2006年1月31日(火)、ただし、定員は総員15名程度とし、受付は原則として申込み先着順<できるだけメールで>、学生会員を優先とさせていただきます。2月3日(金)までに参加者を確定しメールで連絡します。
・ 申  込  先:村上雅博(土木学会・環境工学委員会・海外環境教育小委員会委員長)、高知工科大学フロンティア工学教室
・ 申  込  先:〒782-850 高知県香美郡土佐山田町宮の口185
TEL:0887-57-2418/FAX:0887-57-2420
E-mail:murakami.masahiro@kochi-tech.ac.jp
申込みフォーム<メールにコピーして記載してください>
(1)氏名(漢字+(ローマ字)): (2)生年月日(西暦): (3)所属と学年(大学名・学科名および職場名): (4)連絡先住所(電話とFAXおよびメールアドレスを必ず入れてください): (5)パスポート:番号、取得場所と取得年月日および有効期限年月日<取得予定日でも可> 詳細はhttp://www.jsce.or.jp/journal/をご覧ください。

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