土木学会誌
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「シビルエンジニアによる構造計画の考え方に関する小委員会」の委員公募

構造工学委員会では、「シビルエンジニアによる構造計画の考え方 に関する小委員会」の新規設置にあたり委員を公募します。小委員会の設置目的、活動内容および応募方法は下記の通りです。ふるってご 応募ください。

小委員会名称
名称:シビルエンジニアによる構造計画の考え方に関する小委員会 提案者代表:高橋良和(京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻)
小委員会設立の背景と目的
現代社会が高度化し多様化するニーズの中で、社会基盤整備に おいても、量から質への転換が強く求められている。このような社会を背景に、新たな視点による土木構造物の設計・計画の方法論 が必要となってきた。土木構造物は建築物に比べて特に構造自体に重きが置かれているところに特徴があり、構造エンジニアが全体 計画において重要な役割を持っている。より良い構造物をつくるためには、構造に対する知識はもちろん、交通・都市計画、施工や監 理、維持管理、環境も含めた俯瞰的視点を有するエンジニアの存在が不可欠であり、このような視点が新たな構造形態を生み出す原 動力ともなってきた。構造計画は、構造選定や構造設計にこうした俯瞰的視点を与える分野となるが、現在の土木構造教育の体系が、 必ずしも、そのような俯瞰的視点を与えるものとなっていないのが現状である。
そこで、本委員会では、エンジニアリングを主としながらも各種技 術を紡ぐ資質を有する「アーキテクト」としての技術者をシビルエンジニアとして定義し、特に構造的な側面に焦点を当てながら、シビ ルエンジニアリングによる構造計画の考え方を模索、整理しテキスト化するとともに、今後のあるべき構造計画の姿についての提案を 発信することを目的として、研究調査活動を行う。
活動内容
発足当初は、土木構造物にかかわらず広く構造計画に関する調 査を行い、既存の知識や現在行われている構造計画教育に関する取り組みを整理することを中心に、必要に応じてワーキンググルー プを設置して活動を進める。最終的には、研究調査活動に基づいて「シビルエンジニアによる構造計画」の体系を示すテキストを執 筆するとともに、大学・実務初級レベルを対象としたモデルカリキュラムを作成する。
活動期間と開催方法
2006年4月から2年間とし、2ヶ月に1回程度の開催とする。旅費等の活動費の支給は行わない。E-mailによる連絡・討議を活用する。
募集人数  :  20名程度
応募方法
本委員会に応募される方は、「氏名、年齢、所属、連絡先住所、 TEL番号、FAX番号、E-mailアドレス、応募理由、本委員会で取り組みたい内容のキーワード、現在の主たる研究・業務の概要」をA4 用紙1枚に記入のうえ、2006年2月末までに下記申込先までお送りください。なお、委員の選任にあたっては、委員会の運営上、応募 理由、提案内容および委員構成割合を考慮させていただき、応募者多数の場合にはご参加いただけないこともありますので、あらかじめ ご了承ください。
申 込 先
京都大学工学研究科都市社会工学専攻 高橋良和
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
TEL:075-753-5088/FAX:075-753-5926
E-mail:yos@catfish.kuciv.kyoto-u.ac.jp

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