わが国の企業の従業員は、OJTで鍛えられていくといわれていま すが、その実態はまったくわかっていません。

技術者には、常に自分を磨くことを要求されていますが、実際に は、各個人個人の努力に依存しています。大企業の建設会社で働 く技術者には企業から十分な教育機会を与えられているようですが、 その割合は1割程度と少なく、残り9割の建設技術者は、そのような 教育の環境を提供されない人たちです。

このような背景から、本教育小委員会では、実社会、特に生産現場を支える建設会社にとって、有用な建設技術教育は何であるの か、役立つ技術者として何を学ばせるべきか、そして、プロフェッシ ョナルな土木技術者（たとえば、土木施工管理技士の有資格者など） を育てる施工技術教育はどうあるべきかなどを研究することを目的 としています。

現在の管理職者を1〜2ヶ月に1回講師としてお願いし、本人がど のような教育を受け、自分を高めてきたか、また、どのようにして若 手技術者を育ててきたかなどについて話をしていただき、それを分 析してケーススタディーとしてまとめる予定です。

なお、委員会出席のための旅費等は支給されません。

本委員会に委員として参加を希望する方は、氏名、所属、連絡先 を明記のうえ、

幹事　小寺秀則h-kotera@mirai-group.comまでお申込みください。