土木学会誌
行事関西

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材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会「講習会」

コンクリート委員会「材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会」(委員長:下村 匠(長岡技術科学大学))では、塩害 や中性化による鉄筋腐食、アルカリ骨材反応による損傷など、劣化が生じたコンクリート部材・構造物の力学性能とその周辺の問題につい て、調査研究活動を行ってまいりました。劣化が生じた構造物の構造性能に関する実験事実の体系化と整理、構造解析法の検討、非破壊 検査等の構造物測定技術の応用、信頼性設計の考え方を導入した構造物のライフマネジメント、の4つの切り口より研究を進めてまいりました。また、これらの知見を統合・連結し、委員会全体としての成果の 実効性を検証するケーススタディーを試みました。
このたび、9月に土木学会講堂にて開催されます講習会にあわせまして、標記講習会を関西地区でも開催し、同地区の研究者および技術 者のみなさまに委員会の研究成果を報告することにいたしました。また、本講習会の翌日27日(金)には同会場において「第6回コンクリ ート構造物の補修、補強、アップグレードシンポジウム」(主催:(社)日本材料学会、後援:土木学会)が開催されます。本講習会の内容ときわ めて関連が深く、周辺問題の最新技術の動向を得ることができる貴重な機会と考えられます。ふるってご参加いただきますようお願い申し上 げます。なお、プログラムを一部変更する場合もありますのであらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

主   催  :  土木学会関西支部
日   時  :  2006年10月26日(木)13:00〜17:00
会   場  :  京大会館 2階210号室
京都市左京区吉田河原町15-9
TEL:075-751-8311

プログラム
13:00〜13:05 開会挨拶
小委員会幹事長
宮里心一(金沢工業大学)
13:05〜13:45 材料劣化を生じたコンクリート構造物の構造性能に関する実験事実の整理
山本貴士(京都大学)
大屋戸理明(鉄道総合技術研究所)
13:45〜14:25 材料劣化を考慮した構造解析の現状と展開
佐藤靖彦(北海道大学)
14:25〜14:35 《休 憩》
14:35〜15:15 性能評価を考慮した点検方法の整理
加藤佳孝(東京大学)
松山公年(日本工営)
15:15〜15:55 構造信頼性の経時変化の確率的・確定的評価手法
蔵重 勲(電力中央研究所)
15:55〜16:05 《休 憩》
16:05〜16:55 材料劣化が生じた鉄筋コンクリート橋に対する力学性能の照査
−委員会の成果を踏まえたケーススタディー−
名古屋和史(八千代エンジニアリング)
斯波明宏(三井住友建設)
山田一夫(太平洋セメント)
16:55〜17:00 閉会挨拶
小委員会委員長
下村 匠(長岡技術科学大学)
参加申込要領
1)参加費:正会員7,000円、学生会員3,000円、非会員12,000円
2)テキスト:コンクリート技術シリーズ(参加費にテキスト資料代が含まれます。)
3)定  員:100名(申込先着順)
4)申込方法:(1)土木学会関西支部ホームページからお申込みください。 http://www.jscekc.civilnet.or.jp/
(2)FAXの場合申込用紙を先に送信願います。
(3)現金書留の場合は申込書を同封してください。
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2丁目1番4-409号(船場センタ-ビル4号館4階409号)
土木学会関西支部
「材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会講習会」係
TEL:06-6271-6686/FAX:06-6271-6485
銀行口座三菱東京UFJ銀行船場支店(普)660番
郵便振替口座 00910-9-82599
口座名 社団法人土木学会関西支部
※入金確認後、参加証をお送りいたしますので当日ご持参ください。
5)申込期限:2006年9月22日(金)【必着】

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