土木学会誌
お知らせ(募集)

JABEE認定・審査における「土木分野および土木関連分野」、「環境工学およびその関連分野」審査員候補(オブザーバー)公募

土木学会は日本技術者教育認定機構の会員としてその運営に関わるとともに,「土木および土木関連分野」,「環境工学およびその関連分野」の技術者教育プログラムの審査を担当しています。
日本技術者教育認定機構(JABEE:1999年11月設立)は、大学などの高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを公平に評価し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定するために設立されました。技術系学協会と密接に連携しながら審査・認定を進めており、昨年2005年6月には日本を代表する技術者教育認定機関としてワシントン協定(WA)への正式加盟が承認されました。 2001年度に認定を開始してからの認定プログラムの総数は125教育機関281プログラムに上っており、認定プログラムからの修了生は累計で約35,000人に達しています。 WAへの正式加盟を機に、今後ともJABEEの審査・認定を受審する教育プログラムの増加が予想されることから、審査員の養成が急務となっております。
つきましては,平成19年度の審査を担当するにあたり、ご参画いただける審査員候補(オブザーバー)を公募することといたしました。参加ご希望の方は、下記をご確認のうえ、奮ってご応募下さい。

資格要件
1. 教育機関(大学・高専等)の教員
2. 土木学会会員
3. 原則として40歳以上、土木分野もしくは環境分野に対して適切な専門能力を有すること
4. 原則として、土木学会主催のJABEE受審校研修会に参加経験のある方
5. 下記両方に参加可能な方
・JABEE主催審査員導入研修会〔期日:3月17日(土)終日、場所:都内〕(内容については、応募者の方に別途ご連絡いたします)
・平成19年度 JABEE本審査
応募要領
下記ファイルをダウンロード、必要事項を記入のうえ、Eメールにてファイルを添付して1月26日(金)までに窓口(jabee@jsce.or.jp)へ送信下さい。
JABEE審査員候補(オブザーバー)申込用紙 :
PDF形式(PDFファイル:16KB) EXCEL形式(XLSファイル:28KB)
JABEE審査・審査員登録までの流れについて(概要)
・審査業務について
審査はJABEE会員学協会に委託され、土木学会(担当委員会:技術者教育プログラム審査委員会)では土木分野および環境分野の審査を実施しております。審査業務は審査長1名および審査員2〜4名から構成される審査チームが各教育プログラムを審査する方法で実施されます。この審査員は、当該分野に対して適切な専門能力を有し、分析能力やコミュニケーション能力が要求され、一定の研修を経てから審査業務を担当していただいております。
・審査員となるための研修と実際の審査業務について
審査員となるためには,JABEEが実施、もしくはJABEEが承認した各学協会が実施する審査員研修会(1日ないし2日)への参加と実際の審査(審査チーム打合せ1日、受審校における実地審査2泊3日)へオブザーバーとして参加することが必要となります。オブザーバーは基本的に審査員と同じ業務を実施していただきます。審査業務は年に1回(審査チーム打合せ1日、受審校における実地審査2泊3日)が主体となりますが、事前に受審校より提出される自己点検書(受審校の教育プログラムの説明資料:資料編を含め約300〜500頁)を読んで照査していただく必要があります。一旦、審査員として登録されましても、毎年審査業務をお願いするかどうかは受審校数によりますが、少なくとも、3〜5回程度での審査員を務めていただく予定です。審査員となるためのオブザーバー参加、実際の審査業務に伴う交通費、宿泊費等は土木学会で負担いたしますが、報酬(謝金)はございませんので勝手ながらボランティアでお願いすることになります。予めご了解いただきたいと存じます。
問合先

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