土木学会誌
お知らせ(公募)本部

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鋼構造委員会「新しい高性能鋼材と利用技術に関する調査研究小委員会」委員の公募

土木学会鋼構造委員会では、以下の研究小委員会を新たに設置い たします。この小委員会活動に参加いただける方を公募します。本小 委員会の目的および内容は、以下のとおりです。

委員会名称  :  新しい高性能鋼材と利用技術に関する調査研究小委員会
委員長:本間宏二(新日本製鐵(株))
幹事長:小西拓洋(東京工業大学)
背景と目的
従来より強度、じん性、溶接性などに優れた高性能鋼材の活用に よる鋼橋の設計・製作面での合理化の可能性について国内外で研 究、開発、実用化が進められており、米国では、連邦道路庁(FHWA)、 米国鉄鋼協会(AISI)、アメリカ海軍の三者による高性能鋼橋梁の研 究プロジェクトが実施され、HPS485Wをはじめとする高性能鋼が米 国において広く普及しつつある。
一方、国内においても、橋梁用の新しい鋼材として、降伏強度 500MPa級および700MPa級の溶接構造用圧延鋼材(BHS500, BHS500W, BHS700W)の提案がなされており、一部の橋梁で高 強度と良好な製作性を活かして、採用が計画され始めている。
しかしながら、このような新鋼材についての設計や製作に関する 技術基準類はまだ一般化しておらず、広く活用することができる基 盤の整備が望まれる。また、実橋に採用した事例やメリットに関す る技術知見も知られていない。そこで、新鋼材に関する設計法、製 作基準、設計例などを調査、収集し、有用な技術情報として発信す ることを目的とする。
活動期間  :  2007年5月頃から2年間を予定。旅費、交通費は支給されません。
公募締切日  :  2007年4月20日(金)
応募方法
本委員会に参加を希望される方は、(1)氏名、(2)年齢、(3)所属、(4)連絡先(住所、TEL番号、FAX番号、E-mailアドレス)、(5)特に興味 のある検討事項、などについて、下記までE-mailでご連絡ください(書式は任意)。応募の際のメールタイトルを「新しい高性能鋼材と利用技術に関する調査研究小委員会」とご記入ください。
なお、応募者数によってはご希望にそえない場合もございますの で、あらかじめご承知おきください。
応 募 先
小西拓洋(幹事長)
東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻特任助教授
E-mail:konishi.t.ab@m.titech.ac.jp
〒152-8550 目黒区大岡山2-12-1 M1-2
TEL:03-5734-2596/FAX:03-5488-3578

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