土木学会誌
共催本部

cpd
20 
建設技術者の継続教育を考えるシンポジウム
―建設技術者は継続教育(CPD)をどう活用すべきか?―
CPD(Continuing Professional Development)は、高度な技術を駆使 し、環境の創造や保全、生態系の維持発展、また、快適で安全・安心 な社会の実現に向けて責任を負う技術者の継続的能力開発を図ると ともに、建設技術者の高い能力が長い教育と学習の結果として確保さ れたことを客観的に市民やユーザーに示す重要なものです。
建設系分野にかかわる学協会間のCPDの連携を進めるために、2003 (平成15)年、建設系CPD協議会が設立されました。現在、(社)空気調 和・衛生工学会、(社)建設コンサルタンツ協会、(社)地盤工学会、(社) 全国土木施工管理技士会連合会、(社)土木学会、(社)日本環境アセス メント協会、(社)日本コンクリート工学協会、(社)日本技術士会、(社) 日本建築学会、(社)日本造園学会、(社)日本都市計画学会、(社)農業 土木学会(五十音順)の12学協会から構成されています。
その目的は、建設系技術者が自分の属する以外の建設系学協会が 提供する継続教育プログラムを受講し、幅広い分野の能力向上を図れ るようにするためには、CPD単位の与え方を建設系学協会内でできる 限り統一し、複数の学協会で取得したCPD単位に相互互換性があるよ うにしておく必要があるためです。建設系CPD協議会に属する12学協 会の会員総数は約28万人にも達しています。
建設系CPD協議会では、これまですでにCPDプログラム情報の共 有化と単位の相互認証システムを実現し、加盟学協会から提供される CPDプログラム情報を提供、閲覧できるシステムを「建設系CPD協議 会ウェブサイト」として立ち上げました。
しかし、まだ、わが国におけるCPD制度の歴史は浅く、今後、さらに CPDを有効活用していくためには、CPD制度の充実や普及とともにそ の社会的な認知度の向上を図っていくことが求められています。
このシンポジウムは、建設系CPD協議会の活動と加盟12学協会の CPDシステムを紹介するとともに、建設技術者は継続教育にどのよう に向き合い、活用すべきかをパネルディスカッションを通して議論する ものです。CPDの利用や活用を図るうえで極めて有益な情報が得られ るシンポジウムであり、発注者側や民間技術者など、多数の関係者の ご参加をお待ちしています。
日   時  :  2007年9月21(金)13:30〜17:50(受付開始:13:00)
会   場  :  建築会館ホール(JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒
歩3分、都営地下鉄浅草・三田線三田駅徒歩3分)
〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号
TEL:03-3456-2051/FAX:03-3456-2058
主   催  :  2007年11月10日(土)9:00〜17:00
共   催  :  (社)空気調和・衛生工学会、(社)建設コンサルタンツ協会、(社)地盤工学会、(社)全国土木施工管理技士 会連合会、(社)土木学会、(社)日本環境アセスメント協会、(社)日本コンクリート工学協会、(社)日本技術 士会、(社)日本建築学会、(社)日本造園学会、(社)日本都市計画学会、(社)農業土木学会
後  援(予定・申請中)
国土交通省、農林水産省
協  賛(予定・申請中)
(社)日本工学会、(社)日本工学教育協会、(社)全国建設業協会、日刊工業新聞社、日刊建設工業新聞社、日刊建設通信新聞社、日刊 建設産業新聞社、建通新聞社、日経BP社
定   員  :  150名(先着順)
参 加 費  :  主共催学協会会員1,500円、非会員2,000円
交 流 会  :  シンポジウム終了後18:00〜19:00、同ホールロビーにて交流会を行います(交流会参加費、別途1,500円)。
申込方法  :  建設系CPD協議会ホームページ(http://www.cpd-ccesa.org/)から、申込用紙をダウンロードして所定事項を明記のうえ、 FAXにて下記までお申込みください。参加費、交流会参加費はシンポジウム当日受付にてお支払いください。
申 込 先  :  建設系CPD協議会事務局(土木学会技術推進機構)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内
担当:石郷岡、村木
TEL:03-3355-3502/FAX:03-5379-0125

←戻る