土木学会誌
お知らせ(公募)本部

35 
火山工学研究小委員会委員の公募

火山を研究するという分野の中で、噴火のメカニズムや、マグマ内 の挙動などを研究するのが「火山学」であり、一方、火山活動の人間生 活に与える正・負の影響の研究やその影響に対応する方法を研究す るのが「火山工学」です。
土木学会では、平成4年度に「火山災害と防災・対策に関する研究 小委員会」が設置され、平成7年度以降「火山工学研究小委員会」と名 称を改め、平成18年度まで、「火山とつきあうQ&A」「叢書:火山噴 火に備える−富士噴火はいつ−」の出版などを含め、委員会活動を行 ってきました。
平成19年度から新たに3年間の予定で委員会活動の継続することと なり、本委員会では、主としてこれまで行ってきた事例研究はもとより、 さらに、「火山工学」という学問領域と研究手法の確立等を目指します。

活動期間  :  第VI期:2007年度より3ヶ年
主な活動内容
・火山噴火災害の事例研究(継続)
・火山災害情報の工学的評価、危機管理システムや都市災害評価
・火山災害の軽減に関する土木工学的研究
・火砕サージ・土石流・泥流等の高温・低温火砕流に対する力学モ デルの確立
・啓蒙書の出版
・大学での特別講義、住民への啓発活動などの防災教育
・災害復興と地域活性化方策ならびに支援政策としての火山噴火 災害関連法律の研究
委員の公募
本委員会の趣旨に賛同され、意欲をもって参画を希望される方 は、氏名、所属、専門、既往研究テーマの他、委員会活動への貢献 項目と具体的提案をA4用紙1枚程度にまとめ、2007年11月30日ま で下記宛にご送付ください。
送付先
高橋 和雄
長崎大学工学部社会開発工学科(〒852-8521 長崎市文教町1-14)
TEL:095-848-9639/FAX:095-848-3624
E-mail:takahasi@civil.nagasaki-u.ac.jp

←戻る