土木学会誌1月号モニター回答

プロジェクトリポート 世界初の橋梁形式の実現

 本記事は、土木分野における最先端技術が掲載されており、興味深い内容でした。学校教育に携わる人間として、実践の場の技術的動向は非常に気になるところです。技術レポートに限らず、採用された技術背景等が読みとれ第一線で活躍する技術者が活用するのに有効な内容でした。
(国立呉工業高等専門学校 市坪 誠)

 新技術・新工法を積極的に取り込んで事業を推進していこうとする姿勢が伝わってくる記事だと感じました。新技術を採用しようとしても「実績がないのでダメ」という話をよく聞きますが、実績がないからこそ新技術なのであり、積極的に新技術を採用していこうとする日本道路公団の姿勢には見習うべき点が多いと思います。個々の新技術に関する詳細な内容を知りたく思うとともに、完成した折にはぜひ報告記事を読みたいと思いました。
(建設省土木研究所 林 昌弘)

 単なる建設現場のレポートと言えばそうであるが、新技術・新工法がどのように取り入れられているかが、分かりやすくまとめてあった。
 工業高校で教員をしているという職業柄、このような紹介記事に先ず目がいきます。今回の記事は世界初の橋梁形式と言うことで、目を引く内容だったので授業の中で紹介させていただきました。
 以前に他の雑誌で同じものが紹介されてたことがあったのですが、その記事は読んでいてイメージが具体的に湧いてこない固い文章だったのですが、その点この記事では高校生にもそんなに難しくない(もちろんかなりの補足はしましたが)文体で親しみやすかったです。
 特に、プレキャストセグメントの製作概要を示した図が効果的でした。
(小松工業高校土木科 根石修)

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